リベンジの舞台が整った。米男子ゴルフのファーマーズ・インシュランス・オープンは5日(日本時間6日未明)から米カリフォルニア州ラホヤのトーリーパインズGC北コース、同南コースで開催される。松山英樹(22=LEXUS)は2位に終わった前週のフェニックス・オープンで1打差で競り負けたブルックス・ケプカ(24=米国)と予選ラウンドを回ることになった。
いきなり雪辱のチャンスが巡ってきた。1日のフェニックス・オープン最終日。首位に1打差の2位から出た松山は13番のバーディーで単独首位に立ちながら失速。終盤にスコアを伸ばした同組のケプカに逆転され、優勝をさらわれた。そのケプカと今大会の予選ラウンドを回ることになった。松山の闘志に火が付くのは間違いない。
勝負どころでパットが決まらず米ツアー2勝目を逃した松山は「こういう時にしか分からない課題がある。課題がいっぱい残っているので、来週の試合( トリーバーチ アクセサリー ファーマーズ・インシュランス・オープン)までに減らしていけるようにしたい」と話していたが、進化を見せるには絶好のペアリングだ。
ケプカは1Wの平均飛距離がランキング1位の315ヤードという飛ばし屋(松山は298・6ヤードで39位)。米ツアーではまだ1勝だが、欧州ツアーでも優勝を経験している。もう1人の同伴競技者ジョーダン・スピース(21=米国)は松山より年下ながら世界ランク9位の成長株。多くのギャラリーを引き連れてのラウンドとなりそうだ。
年明け出場3戦で2度優勝争いに加わったことで松山自身の注目度も高まっている。米ツアー公式サイトの優勝予想では5位にランクされている。左親指付け根痛を抱えながらプレーした昨年の大会でも16位に入っており、太平洋を望むコースとの相性も良い。
「早く勝てるように練習したい」と話していた松山。ケプカに味わわされた悔しい思いを糧に今度こそ主役になる。
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