発表によると、吉田容疑者らは、いずれも8歳の子供を持つフィリピン人女性2人(いずれも30歳代)を短期在留資格で来日させ、昨年6月から8月の間に、山口容疑者が実質経営するフィリピンパブでホステスとして不法に働かせた疑い。吉田、山口両容疑者らはいずれも容疑を否認しているという。
フィリピン人女性は県警の事情聴取に対し、吉田容疑者らは「国際財団法人」を名乗り、「日本に来れば、永住権の取得や子供の就学ができる」と誘われ、子供を連れて来日したと説明。実際は、母子計4人はアパートの6畳1間で生活し、女性2人は低賃金で働かされ、子供たちも学校に行っていなかったという。