男が小5殺害関与認める供述…慎重に見極め | 国際そのほか速

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 和歌山県紀の川市で小学5年森田都史(とし)君(11)が殺害された事件で、殺人容疑で逮捕された無職中村桜洲(おうしゅう)容疑者(22)が調べに対し、犯行への関与を認める供述を始めたことが、捜査関係者への取材でわかった。

 県警は慎重に捜査を進め、殺害に至った動機や森田君との接点など事件の全容解明を目指す。

 捜査関係者によると、中村容疑者は逮捕後、容疑を否認し、「男の子(森田君)を見たこともない。事件のあった時間帯は家でテレビを見ていた」などと話していたが、最近になり、調べに関与を認めたという。

 ただ、中村容疑者はこれまで、取り調べ中に突然、机に上って仁王立ちをするなど不可解な言動を示す場面もあり、県警は供述内容を慎重に見極めている。