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巨大な「鬼」が出現=愛媛県鬼北町〔地域〕  愛媛県鬼北町に設置された巨大な鬼のモニュメント=1日、同町の道の駅「森の三角ぼうし」

   全国で唯一、自治体名に「鬼」の字が入る愛媛県鬼北町にこのほど、体長5メートルの巨大な鬼のモニュメントが登場した。
  同町の道の駅に設置され、訪れた人に鋭いにらみを利かせている。大きな角、牙をたたえ、体は筋骨隆々。肩には町で養殖が盛んなキジが乗る。デザインは町と精密模型制作の海洋堂(大阪府門真市)などが考案した。
  設置に当たり、「『ゆるキャラ』系の鬼を」という話もあったが、海洋堂側から「鬼はそんなものではない。鬼北町らしい特色のある鬼にするべきだ」と指摘されたという。
  甲岡秀文町長は除幕式で「『あまりにも怖すぎないか』と話しながらデザインを決めた。子どもたちが大人になって『町にあったな』と思い出すようなものになるといい。素晴らしいインパクトがある」と喜びを語った。
  鬼北町は、「鬼が城山」の北に位置することから、2005年に旧広見町と旧日吉村が合併して名付けられた。