二階氏によると、朴氏はいわゆる従軍慰安婦問題について「元慰安婦が生存している間に解決したい」と話し、二階氏は「全くその通りです」と応じたという。
二階氏は会談後、記者団に「日本は真摯(しんし)に向き合わないといけない」「理屈を並べているだけでは問題が解決しない」などと語った。
二階氏は12日から観光業界の関係者ら1400人を率いて訪韓している。
二階氏によると、首相が今夏発表する戦後70年の談話に関して、朴氏は「皆が関心を持っているので、慎重であってほしい」と述べた。二階氏が、出国禁止になっている産経新聞前ソウル支局長に言及すると、朴氏は「司法の判断に委ねるしか仕方がない」と語った。