米がイエメン大使館を閉鎖 ザイド派政権“奪取”受け退避 【ワシントン=加納宏幸】イエメンのイスラム教シーア派の一派、ザイド派勢力が事実上の政権掌握を宣言したことを受け、米政府は10日、首都サヌアの米国大使館を閉鎖した。米国は中核の外交官と保安要員で業務を継続していたが、治安状況の悪化を理由に同日、国外退避した。 米国が無人機で続けているテロ組織掃討作戦には影響がないという。AP通信が米当局者の話として伝えた。