犯人はだましの心理テクニックを研究…特殊詐欺 警察庁の伊藤隆行特殊詐欺対策室長と、立正大の西田公昭教授(社会心理学)が13日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、昨年の被害額が過去最悪の559億円に上った特殊詐欺の現状や被害防止策について語った。 伊藤氏は、巧妙化する手口について「犯人側の電話には『携帯電話番号を変えた』など共通のキーワードがある」と分析。西田氏は「犯人側はだましの心理テクニックを研究している。『私はだまされない』と思わず、真剣に防ぐ方法を考えておくべきだ」と述べた。