
亀山城本丸東南隅櫓は、石垣上に建つ一重櫓で、江戸時代後期に建築された。亀山城の城郭建造物の中で唯一、石垣上に残る建造物という。
答申があったのは他に、宝永地震(1707年)や安政東海地震(1854年)とそれに伴う大津波の被害状況などを伝える、いずれも南伊勢町の最明寺と甘露寺にある供養碑3基。大地震が起きれば、必ず津波が来ることなどが教訓として記されている。
また、既に県有形民俗文化財に指定されている熊野古道伊勢路八鬼山道沿線に点在する石造物群は、道沿いに設置された町石2基を追加し、「八鬼山町石及び関連石仏」に名称変更するよう答申された。