津波被害の自動車学校訴訟、原告・被告が控訴 東日本大震災の津波で犠牲になった宮城県山元町の常磐山元自動車学校の教習生ら26人の遺族が学校側に損害賠償を求めた訴訟で、うち20人の遺族が27日、1審・仙台地裁判決で学校運営会社の社長ら個人への賠償請求が退けられたことを不服として、仙台高裁に控訴した。 学校も同日、判決を不服として控訴した。今月13日の1審判決は、学校の安全配慮義務違反を認定し、遺族全員に計約19億1000万円を支払うよう命じた。