「高校時代、友達に毒」供述…殺人容疑の名大生 | 国際そのほか速

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 名古屋大学の女子学生(19)が名古屋市昭和区の自宅アパートで同市千種区、無職森外茂子(ともこ)さん(77)を殺害したとされる事件で、逮捕された女子学生が愛知県警の調べに対し「高校時代に友達に毒を飲ませた」との趣旨の供述をしていることが捜査関係者への取材でわかった。

  県警は当時の状況についても聴取するとみられる。

  女子学生が通っていた愛知県外の高校によると、女子学生が在学当時、同級生の男子生徒が視力や筋力の低下を訴え、入院したという。当時、医師は何らかの特殊な成分が体内に入ったことが原因との可能性を指摘したが、原因は分からなかったという。生徒は視力が元に戻らず特別支援学校に転校した。

  女子学生のアパートからは薬品のようなものが入った容器が複数押収されていたことも判明。女子学生のものとみられる「ツイッター」には毒劇物に強い関心を示す書き込みが多数あることなどから、県警は毒劇物が含まれている可能性もあるとみて鑑定する方針。