女子学生、被害者殴打後にマフラーで絞殺か | 国際そのほか速

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 名古屋大学の女子学生(19)が名古屋市昭和区の自宅アパートで同市千種区、無職森外茂子(ともこ)さん(77)を殺害したとして逮捕された事件で、愛知県警は28日、森さんの司法解剖を行い、死因は首を絞められたことによる窒息死の可能性が高いことが分かった。

  また、森さんの頭には6か所の傷があり、県警は、女子学生がおので森さんを執拗(しつよう)に殴った後、マフラーで首を絞めて殺害したとみている。

  県警によると、森さんの遺体はアパートの浴室の洗い場で衣服を着たまま横向きに倒れていた。頭には鈍器で殴られたような傷が6か所確認され、うち3か所は骨折していた。おのの刃以外の金属部分などで繰り返し殴りつけたとみられる。

  女子学生は調べに対し、「洋間で殴りつけた後、浴室に運んだ」と供述しており、浴室からは森さんの血痕が見つかっているが、洋間やキッチンには見当たらないことから、県警は女子学生が血を拭き取った可能性があるとみて調べる。