また、森さんの頭には6か所の傷があり、県警は、女子学生がおので森さんを執拗(しつよう)に殴った後、マフラーで首を絞めて殺害したとみている。
県警によると、森さんの遺体はアパートの浴室の洗い場で衣服を着たまま横向きに倒れていた。頭には鈍器で殴られたような傷が6か所確認され、うち3か所は骨折していた。おのの刃以外の金属部分などで繰り返し殴りつけたとみられる。
女子学生は調べに対し、「洋間で殴りつけた後、浴室に運んだ」と供述しており、浴室からは森さんの血痕が見つかっているが、洋間やキッチンには見当たらないことから、県警は女子学生が血を拭き取った可能性があるとみて調べる。