自民「負けない候補」こだわる…福島知事選 | 国際そのほか速

国際そのほか速

国際そのほか速

自民「負けない候補」こだわる…福島知事選 福島県の佐藤雄平知事が4日、県知事選(10月26日投開票)に出馬しない考えを表明したことで、自民党執行部は、民主党との相乗りを視野に、出馬が取りざたされている副知事の支援に向けて検討に入った。ただ、自民党の福島県連は、独自に元日本銀行職員の擁立を決めており、党本部と県連の溝が埋まらない状態が続いている。谷垣幹事長の手腕が問われる試金石となりそうだ。

 ■党本部主導

  自民党本部は、福島県知事選で敗れた場合、全国での原発再稼働にも影響を及ぼしかねないとみている。このため、谷垣執行部は、「与野党相乗り」も辞さず、負けない戦いにこだわっている。谷垣氏は4日、党本部で茂木敏充選挙対策委員長と何度も会談し、知事選の対応を協議した。茂木氏は周辺に「これからは党本部主導で選挙を仕切っていく」と語っている。