翁長・那覇市長、沖縄知事選に立候補を表明 | 国際そのほか速

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 那覇市の翁長(おなが)雄志(たけし)市長(63)は10日、市議会9月定例会で、11月16日投開票の沖縄県知事選に立候補することを表明した。

  知事選は、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の同県名護市辺野古移設の是非が争点となる見通し。翁長氏は移設に反対する姿勢を改めて示し、「沖縄の未来を開くために、出馬を決意します」と述べた。

  翁長氏は出馬要請を受けていた保守系会派の代表質問に対し、「今後100年間置かれ続ける基地を絶対に造らせてはならない。安全保障は日本全体で負担すべきだ」と強調。選挙戦には、辺野古移設の反対派勢力を結集して臨む考えを示した。

  翁長氏は那覇市議や県議、自民党県連幹事長などを務め、2000年に市長に初当選し、4期目。共産、社民党など県政の野党会派や経済界の一部などからも出馬を要請されていた。