古里に帰る田中美絵子氏「国替えは調整の結果」 | 国際そのほか速

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 民主党公認で衆院選石川1区に立候補予定の元衆院議員・田中美絵子氏(38)が25日、金沢市で記者会見し、「格差是正や社会保障の充実、地域が輝ける社会を訴えていきたい」と語った。

  田中氏は、東京15区からの国替えについて、野党間の選挙区調整の結果であることを説明し、「金沢で出馬する決意に至った」と述べた。2012年の前回衆院選で落選後は、東京で政治活動を続けてきたほか、石川にも数か月に1度戻り、会合に参加するなどしていたという。

  会見の冒頭で「古里に帰って参りました」と涙を見せる場面もあり、田中氏は、「アベノミクスは地方に全く恩恵がない。解散に大義はないが、流れを変える大きなチャンス」と強調した。

  田中氏は金沢市出身で、2009年の衆院選では石川2区で立候補し落選したが、比例選で復活当選。12年の衆院選では東京15区に国替えし、落選した。