14日の投開票日は、日本海側は雪、太平洋側も所によっては雪となる予報が出ている。
一般に天気が崩れると外出を控える人が増え、投票率にも影響するとされ、読売新聞社の世論調査でも、衆院選に「関心がある」と答えた人の割合は前回より下落している。様々な条件が重なる中、今回の投票率はどうなるか――。
気象庁によると、14日は冬型の気圧配置で上空に寒気が流れ込む影響で、午後6時までの24時間降雪量が北陸で80センチと予想されるなど、日本海側は大雪の恐れがある。太平洋側でも山沿いを中心に雪が降るとみられ、東京は「晴れ時々曇り」の予報だが、最高気温は9度。同庁は「真冬が一足早く来る感じ」としている。
前回2012年の衆院選の投開票日は、太平洋側はおおむね好天で、日本海側は曇りや雨だった。自民党が政権の座に返り咲くかどうかが争われた「政権選択」選挙だったが、小選挙区の投票率は59・32%と戦後最低となった。