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「日没期限」経過…ヨルダン「死刑囚まだ国内」 【アンマン=溝田拓士】イスラム過激派組織「イスラム国」とみられるグループが、ヨルダンで収監中のサジダ・リシャウィ死刑囚を29日の日没(日本時間29日深夜)までにトルコ国境で釈放しなければ人質を殺害するとした新たな音声メッセージを公開したことを受け、ヨルダンのモマニ情報相は同日午後(同日夜)、釈放には、ヨルダン人パイロットのムアズ・カサースベ氏(26)の生存の確証が必要だと述べた。

  リシャウィ死刑囚をトルコには移送していないという。29日夕(同日深夜)、人質交換が行われないまま、新たな期限が経過した。

  英BBC放送によると、情報相は、拘束されているジャーナリストの後藤健二さん(47)について、「我々は、後藤さんの解放についても、日本と協力して努力を続けている」と記者団に話した。