
キャンプ初日、ブルペンでマウンドの感覚を確かめるソフトバンク・松坂(1日、宮崎アイビー)=共同
プロ野球の12球団は1日、宮崎、沖縄の各地で一斉にキャンプをスタートさせた。昨季3年ぶりの日本一に輝いたソフトバンクは工藤新監督を迎えて2年連続の頂点へ向けて始動し、米大リーグから9年ぶりに日本球界に復帰した松坂が初日からブルペンに入った。
セ・リーグ4連覇を目指す巨人では、捕手から一塁手へコンバートされた阿部が、ファーストミットで守備練習した。
2軍キャンプのバント処理の練習で、笑顔を見せる中日・山本昌(1日、読谷)=共同
日本ハムの大谷は初日からブルペンで投げ込んだ。京大から初のプロ野球選手となったロッテのルーキー田中は、伊東監督が見守る前で投球練習を行った。フリーエージェント(FA)権を行使した末に残留し、シーズンオフに右肘を手術したオリックスの金子は、キャッチボールや守備練習をこなしたが、けん制の練習は行わないなど慎重な姿勢ものぞかせた。
オープン戦は21日に始まり、公式戦はセ、パ両リーグとも3月27日に開幕する。〔共同〕