解剖で「焼死」…妻の首に絞められた痕、夫逮捕 | 国際そのほか速

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 北海道厚岸(あっけし)町で昨年10月に住宅の一部が焼け、この家に住む保育士の女性(当時53歳)の遺体が見つかる火災があり、北海道警厚岸署は26日、同居していた夫で会社員中嶋克則容疑者(53)(釧路市春採(はるとり))を殺人容疑で逮捕した。

  発表によると、中嶋容疑者は昨年10月20日、当時自宅としていた厚岸町住の江の住宅で、妻の珠己さんの首を絞めて窒息死させた疑い。同署の調べに対し「事実と違う」と容疑を否認しているという。

  火災は昨年10月20日午後10時頃に発生、木造3階住宅の一部を焼き、2階和室付近の焼け跡に倒れていた珠己さんが病院に搬送され、死亡が確認された。司法解剖の結果、死因は「焼死の疑い」とされたが、首に絞められた痕があったことなどから、同署は珠己さんが出火前に殺害された可能性があるとみて調べていた。