私は 最前線ではないけれど
調剤薬局につとめているので、

コロナの疑いのかたが
薬をもらいに来たりして
そのかたに投薬をしています。

そして、
コロナの患者様を
受け入れている病院は
病床がいっぱいになり、

外来を閉鎖しはじめたところもあり、
処方せんを患者様に
送付してきているそうです。

普段は病院の門前で
お薬をもらっていたかたが
同じようにもらえるだろうと
普段行かない、
自宅近くの薬局にきています。

先生によって 
同じ病気でも違う薬をつかうので
普段と違うところにいくと 
薬局にはない場合もあるのですが、

それを理解していただけないことも
多いです。

お薬の卸さんも
一日の配送回数を減らしているので、
お薬がその日のうちに入らず、
次の日になることもあります。

感染拡大防止のため、
なるべく病院に来ないようにと
長期投与が増え、

オンライン診療の処方せんも
増えてきました。

その問い合わせや
電話投薬で時間もとられます。

順番を抜かしたとか 
待ち時間が長いとか
いつも以上に怒鳴られたりもします。

私たちもマスクや消毒液が
底をつきそうな中 
がんばってはいますが、
1日の決まった勤務時間内で、
さばききれる量ではありません。

とても神経を使う仕事です。
1文字間違えれば 命にかかわります。

疲れていたら、
医療事故につながりかねないのに。


もしも、お薬をもらうのなら、
お薬の手持ちがあるうちに
余裕をもって受診してください。

特に「こころ」に余裕をもって。

そして、なるべくうちにいてください。

うつさない うつらないという意識で
行動してください。

それが医療崩壊をふせぎ
自分と大切な人をまもることが出来ます。

こころ豊かに 余裕をもって。
うちの時間を楽しんでください。