乳がんでなくなられた
元女性アナウンサーの方の
在宅介護について
いろいろと
医師の方が書いているのを
読むのだけれど、
違和感を感じます。
わたしは、
彼女たちのブログも読んでいましたし、
今も読んでいます。
病気への向き合い方、
のこされた家族の、
喪失感の乗り越え方など、
ご本人だけでなく、
ご家族も素晴らしいと
好感をもっています。
でも、
その記事を読んで、
在宅介護はすばらしいということを
伝えることができてる、とか、
みなさんにおすすめしたい、
と 他人がいうのは 違和感を感じます。
在宅介護のお宅へ
お薬を届けに行ったりしますが、
家族構成や経済的な問題で
自宅に戻ることが
必ずしもよいことではない場合も
あると感じてます。
誰もが、家族がたくさんいて、
経済的に余裕があれば、
同じように出来ます。
大家族だったら、
お弟子さんがいたら、
お手伝いさんを頼むことができたら…
介護をするために、
お給料を保証してもらえて、
介護休暇をたくさんもらえたなら、
愛する人を
自宅で看取りたいと思います。
ご本人だって気兼ねなく
それを望むことが出来るでしょう。
そして、彼女はたまたま、
若くて、しっかりした方だったけれど、
老年になると、
老年特有の脳の変化もおきますし
家族との意思の疎通が
難しくなっていることも多いです。
他にも
さまざまなことを見てきているので
在宅介護が本人にとって
よいものであるということを
知ってもらえた、
よいモデルケースだった
というような
内容のことを書いているものを読むと
違和感を感じてしまうのです。