あるトレーナーさんの考え方が好きで

その人の書いているブログは
時間があるときは 必ず見ています。

どんなことが書いてあるかというと

日常のささやかな
ご家族との
幸せな時間もかいているけれど、

それだけではありません。


うそがない。


もちろん、ぼかしては書いていますが

誰かに
理不尽なクレームをいれられたら
腹もたてていますし、

後輩への指導のこととか
熱いことも書いていたりします。


とにかく、
辛くてたまらないときにも
それを取り繕おうとはしない。

かっこいいこともいうけど、
かっこいいことばかりも言わない。

そこが人間として好感を持てます。

自分の弱さを認め、
カッコ悪い自分をさらけだし、みつめ、

そこから、どうやって
自分を高めていくかを いつも考えてる。

そこが
とてもかっこいいと思っています。


カッコ悪さを認められる男の人って
それだけの中身がある人。

自分を見つめる余裕がある人。

もちろん、

これでいいのだ、という
開き直りではなく

とことん、話し合い、
問題と向き合い、

ここから先、
自分たちが
どうしていこうかと
常に前を向いているから
かっこいいんです。

すごく 繊細に
人の気持ちをいつも
理解しようとしてくれる人で、

理想論だけでなく、
それを実行しようと常に頑張ってる。


誰かのうえにたって、
その人達をまとめ、

後進を指導し、

自分のスキルアップだけに
とどまらない。

長男じゃないけど、
長男っぽいところがある。

おとなの男性として
上にたつものとして

人間なら誰もが
後進を育てる時期が来ますが、

そのとき、自分は
現場にでる機会が減ることもあります。

そういうときって、
現場でのやりがいなどを
奪われるような気がして

そこで、葛藤が生まれるけど

ちゃんと のりこえてるところも
共感できます。


女性は子育てをすることで

早い時期から、

自分のことだけ、という
わがままから
強制的に切り離され、

誰かを支え、育てることを
覚えますが、

男性って、

教育係みたいなものを
まかされたりとか

けがをして、
現場を離れなければならないとか、

よほどのことがないと、

自分がバリバリやることだけしか
考えられなくて、


後進を育てる、という

中身が充実した人が
次にやるべきステップも、

大切だということに

なかなかむきあえません。

いつまでも、自分のことしか
考えられない人が多い。


だから、
自分の勉強だけでなく、

後進を指導し、
全体のレベルアップのために
心を砕く姿も

とってもステキです。


私も 彼みたいな人でありたいと
思っています。

しばらく会えてないけど
また、お話しできる時間がほしいな。

私は 話ベタなので
一方的にお話をしてもらってることが
多いのだけれど


なぜか、話してもらいたいことを
いつの間にか話してくれてて、

この人は本当に
人の心をよくみて、
心のつかえを わかってくれてるなと

その心遣いに
いつも涙が出そうになります。