はじまりとおわり

物事には
始まりと終わりがあって
永遠に続くものはありません。

ヨガでいう、
OMというマントラも
分解するとaum

あ、という口をあけたときの音と

う、という口を少しすぼめた時の音

む、という口を閉じた時の音。

つまり、
はじまりからおわりまでを
このマントラであらわしています。

神社仏閣の
狛犬さんなどの阿吽も
OMからきています。

キリスト教も
たしか、神様が

わたしはアルファ（はじまり）であり
オメガ（おわり）である

と、おっしゃっていたような。

命も
はじまりがあれば
かならずおわりがきて

人と出会えば
かならず別れがやってきます。

ずっと一緒にいられたら
どんなにいいだろう。

人はどうして
出会いと別れを繰り返すのだろう。

どうして命は
この世の中に生まれ落ちるのだろう。

何度うまれかわっても、

好きな人と出会えても
かなしい時はやってきます。

どのくらいそれをのりこえたら
生まれ変わらずにすむのでしょうね。