医師が透析中の患者さまのチューブを抜いて
誰でもよいから殺して死刑になりたかった
と、言った事件が起きたそうですね。
白衣を着るものとして
あるまじき行動です。
医師には
古代ギリシアの
ヒポクラテスの誓いに基づき
ジュネーブ宣言という倫理規定が
つくられています。
人命を最大限尊重する、
ということがそこに書かれています。
日本医師会でも
倫理綱領があります。
医療は奉仕であり
患者さまの健康のために
行動することです。
薬剤師にももちろん、
このような倫理綱領があり
生涯をかけて研鑽にはげみ
患者さまの健康のために
奉仕すること、
というような内容のことが
かかれています。
ですから、
このようなことをする人間は
白衣をぬがなくてはいけないです。
医療従事者として
あってはならないことですから。
医療は人類愛に基づく行為です。
教職の方々が
普段の生活でも
それを求められるように
医療従事者も
その肩書を持つ以上は
普段から
それに基づいた行動を
心がけなくてはなりません。
こころもからだも
自分だけでなく他の人も
幸せになるために行動する。
そのためには
常に学び続けなくてはならないし
時に、厳しいことも言うし
厳しい態度をとることもありますが
自分と他人が
こころもからだも
幸せになっていただくという
奉仕の気持ちがあってのことです。
それが出来ないのであれば
医療従事者である資格は
ありません。
このようなことで
白衣を穢すことは
しないでいただきたいです。
