ケルトの木の暦では、この時期はヤナギの時期なんだそうです。
ヤナギはケルト人にとって、魔法や神秘の木であり、
月の支配をうける女性の木といわれていたとのこと。
他にもギリシア神話ではオルフェウスが黄泉の国を歩いた時に
ヤナギの枝をもってあるいたことから「雄弁」という能力が与えられた、
など、多くの地域で神秘性のある木だと考えられていたみたいですね。
このヤナギの滲出液からとれるのがサリチル酸。
昔から頭痛やリウマチ、インフルエンザの症状に
ヤナギの滲出液がつかわれていたというのもわかります。
これが研究、合成されてアスピリン(アセチルサリチル酸)となるわけで。
今、新人ちゃんが何人か研修で来ているので、
こんなウンチクを話してあげようかな、と思っています。