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写真で見えますか?実は前髪が4本あることが。ギャロップに早く東京へ行って欲しいそうです。
 
     木曜日にいまぶ~む(前なすなかにし)と仕事場恒例の焼肉をしました。その際になかにしくんが連れてきてくれたのが彼。左ミドルの華井啓行くん。現在32歳。頭は高校の頃から侵攻が始まったそうです。それにしても松竹芸能にも様々な芸人がいます。ま~盛り上がりました。あまり詳しくは書けないですが、彼は今モテ期だそうです。え?そのなりで!?失礼しました。この日は朝まで飲み明かしましたが、一番盛り上がったのがマジックです。
     ネタなどで悩んでいるとのこと。そこで彼が考えたのは、マジックを身につけようでした。夜な夜なマジックバーに通い始めました。そのために松竹芸能に夜の出番をやめさせてくれとお願いしに行ったそうです。全くまだ芽の出ていない若手コンビが会社に自ら出演拒否をお願いしにいきました。すごくないですか?
     ボクが「なんかできひんの?」と尋ねると、「今日も下に持ってきてます」と言って、緑色の小さい布バッグを持って上がってきました。なすが「もっと大きいバッグなかったん?」と尋ねると「これでいいんです」。ごそごそとしてなかなか出しません。なすが「そんなすぐに出~へんねやったら大きいバッグにしたらええやん」とつっこんでました。さぁ肝心のマジックです。夜な夜なマジックバーに通い技を盗んだおかげで上手ではありました。が、よく見るとタネがわかってしまってました。ばれると「これはもう言わないで下さい。そこで売ってるものなんで」と返します。最初のマジックは小道具代が400円でした。深夜3時を過ぎて盛り上がったマジックを書きます。腹がよじれて涙が止まらなかったぐらいの爆笑マジックです。
     以下、やりとりです。
     華井「博多さん、好きな数字をお願いします」博多「7865」華井「すいませんボクの言い方が悪かったです。1から13までで」博多「先に言えよ!」華井「1から13までで好きな数字を」博多「7865が好きやから1から13までに好きな数字はないわ」華井「じゃあ1から13までで何か思い浮かんだ数字を。何でもいいので何か数字を」博多「9」華井「米原さんハート、クラブ、ダイヤ、スペードのうちのどれかマークを言うて下さい」米原「ダイヤ」華井「9のダイヤに決まりました!」
そこで全員から拍手が「すごいな!ダイヤの9に決まったで」「じゃあ次のマジックいこか」華井「すんませんそういうマジックと違うんです」なす「おまえが決まった言うから・・・・」華井「すいません。ここからまだあります」なす「ほんなら決まりましたとか言うなよ」華井「すいません。ここにカードがあります(ナンバーを見せてます)あれ?1枚だけ裏返ってます。じゃあこれを博多さんひいて下さい」博多「いやええわ」華井「じゃあボクがめくります。(めくる)ダイヤの9です」全員「・・・・・」なす「そらあかんわ。だってさっきダイヤの9に決まったやん。そしたらこれはダイヤの9に決まってるやん。もう1回やり直せよ」
     再びやり直します。しかも全く同じくだりで。そして最後の1枚だけ裏返った札を華井がひくとダイヤの9ではなくスペードの9でした。全員爆笑です。なすが「ダイヤの9に決まった言うてたやん!なんでスペードの9やねん」華井「実はさっきダイヤの9に決まってなかったんです」なす「うそやん!決まったって盛り上がったやん」華井「決まって・・・なかったんです」博多「ほななんでスペードの9は裏返っててんわざわざ」華井「決まってなかったからです」と。前代未聞のマィツク!決まったカードと違うカードを出して言い訳が「決まってなかったんです」というマジックは、おそらく世界で華井だけしかできません。しかもこっちが指定したカードを出せる技がありながらわざわざ違うカードを出すという訳のわからないテクニック。圧巻でした。文字では伝えにくいので、是非華井を見つけたら声をかけて下さい。
 
      実はハゲてるから気付きませんが、顔はいとうせいこうさんに似ている華井をハリセン一喝!!
 
      バルーンアートも出来る華井。カバンの中に道具一式あったので「やって」と頼むとうちの若い女の子に「ミカン(うちの若い構成のペンネーム)さん、何を作って欲しいですか?」と。ミカン「じゃあお花」と答えました。すると華井は、慣れた手つきで風船を膨らませ、するすると何かを作り始めました。そして出来たものをミカンに渡し「出来ましたミニチュアダックスフンドです」なすが「花言うてたやん!」華井「実は、最初から花うを作る気がなかったんです」と。もう壊れていますこの男。このネタを世間で見せる機会が全くないことが大変残念です。