
今日はゲント(Gent)へ日帰り旅行。
早速切符を買って電車に乗り込みます。切符は小額ですがクレジットカードが使用でき便利です。窓口も行き先さえわかれば大丈夫でした。さて、電車に乗り込むときが問題です。ヨーロッパは同じ線路にいろんな行き先の電車が止まるので、確認しないと乗れません。今回も電光案内と実際に来た列車が違っていました。こんなときは駅員さんへの確認が欠かせません。こちらも行きたい駅さえ言えれば大丈夫。「Next train」と返事が返ってきて違う電車に乗らずにすみました。
さて、次の列車にのったはいいのですが、なんか鈍行のようです。といっても、車内のアナウンスはフランス語かフラマン語のためまったくわからず。路線図と停車する駅を見ているとなんとなく遠回りをしている様子。念のため車掌さんに確認してみます。英語は通じるようで一安心。取り合えずどこ通るのか聞いても回答がわからないと思われるので、何時につくの?と聞いてみる。15分後という答えを聞いて安心しました。
そんなこんなでブリュッセルをでて小1時間ようやくゲントに到着です。(本来は30分でつく予定でした)遠回りも着いてみれば楽しい寄り道です。車窓からの景色を楽しみました。ゲントの市街地は駅から1キロほど離れています。トラムに乗るのも手ですが、私は街並みを散策しつつ歩いて向かいます。
日曜日のせいなのか街路は閑散としています。お店も軒並み閉まっています。さて15分ほどあるくと、広場で日曜市場をやっています。中をさらっと通り、さらに中心地へ。観光案内所で日本語のガイドを入手し街歩きを始めます。
今日のルートは以下の通り
1.観光案内所スタート
2.グラスレイ
3.フランドル伯爵城
4.民族博物館
5.産業博物館
6.聖ヤコブ教会と日曜市
7.金曜日広場
8.精肉市場
9.鐘楼
10.聖バーフ大聖堂
11.ポート
12.小ペギン会修道院
まずはグラスレイ(Graslei)へ向かいます。
この街も運河の街。運河沿いに美しい建物が立ち並びます。

今日もいい天気です。 運河沿いを歩いていくと、フランドル伯爵城へ辿り着きます。ここで何箇所かの入場料を含むミュージアムパスを買おうとしたら、「今日は日曜で明日は休館のところが多いからやめたほうがいいよ」と親切なアドバイス!しかも、今日の午後はこことここが入館無料だよとまで教えてくれます。ということで通常入場券を買って見学です。ま、中世の古城ということですがなかなか展示とか凝っていました。でも一番の売りは頂上からの景色かな。ゲントの街並みが見渡せます。


続いてクーランレイを見つつ、民族博物館へ。
おじいちゃんが英語で順路を教えてくれます。20世紀初頭のゲントの生活が等身大の人形等で再現してあります。当時のオルゴールの音色を聞かせてもらいました。次に私の大好きな産業博物館The MIAT (Museum of Industrial Archaeology and Textile)へ。この手の展示はなぜか学生時代の文化祭を思い出すんだよね。ここも日曜午後は入館無料です。

博物館を出て中心街へ行くと、聖ヤコブ教会の脇の広場でフリーマーケットが行われています。お昼どきなので、ここに出てたハンバーガーの屋台に引かれ買ってしまいました。近くの公園で食べたあと午後の散歩のスタートです。

金曜日広場に向かいます。 The Friday Market (Vrijdagsmarkt) というようですね。この後、DULLE GRIET ('Mad Maggy')やTHE MEAT HALLを見ながら観光案内所に戻り、鐘楼(The Belfry Tower)へ登ります。

ここは中にエレベータがありこれで途中まであがれます。見学者はまばらです。絶景なんだけどなー・・・反対側には聖ニコラス教会(The St. Nicholas Church )が見えます。なかなかかわった形の建物で上から見てもよくわかりました。建物の中にはあやしい伝説の怪物の模型とかもあり結構楽しめます。

左:聖バーフ大聖堂 右:聖ニコラス大聖堂
さて続いて聖バーフ大聖堂(The St Bavo Cathedral)に入ります。ここはヴァン・エイクの描いた「神秘の子羊」という絵が有名です。

ガイドブックに乗っているのは下の絵だけ。でも実際は26枚もの絵で構成されているのです。
この後、地図にマリーナがあるので行って見ましたが、季節柄あまりヨットは停まっておらずさびしい港でした。川沿いにそってあるくと色づいた木々が目に入り楽しい散歩となりました。続いて小ペギン会修道院に行きます。ここには今も修道女が生活しているということです。静寂の中にかわいらしい建物がつづいていました。
歩きつかれ駅に向かいます。
途中、THE SMAK(The Stedelijk Museum voor Actuele Kunst)を通りました。ここも有名なのですが時間切れです。また今度来た時に訪れたいと思います。
今日もゆっくり眠れそうです。