【番外編】ミラノで日本を食す | 「ハーフ・現地校・塾なし」から「国公立大学医学部合格」へ

「ハーフ・現地校・塾なし」から「国公立大学医学部合格」へ

高校卒業まで海外で育った息子。
家庭学習を通して「医大合格」までを応援しきった親父の回顧録。

前回のブログから4ヶ月も経った。

 

ボーっとしていると、時間はあっという間に過ぎてしまう。

 

改めて言うと、このブログはイタリアで生まれ、フランスで高校卒業まで育った息子が

一般入試で日本の国公立大学の医学部に合格するまでの家庭学習の様子を紹介するところ。

 

ですが、【番外編】として家庭学習とは全く関係ないことも紹介します。

 

今回は、先月ミラノに滞在した際の話。

 

ミラノには20年ほど前、半年ほど滞在。

 

当時、日本食が食べたくても、日本食レストランは皆無。

日本食の食料品店も、ものすごく小さいお店が一つあったぐらい。

正直、中華料理店も積極的に探さないと見つけるのが困難。

 

そして20年後の現在。

 

まずVia Paolo Sarpiの中華街。

20年前にもあったのだろうか、とにかく私には新スポット。

 

ミラノに住む娘に連れられて、

「Daisy Ramen」というお店でカツ丼。

 

 

いままでいろいろな国で食べた日本人経営ではない日本食店と比較しても上出来。

やっぱり出汁が弱いので絶賛はできないけど、海外のカツ丼としては及第点。

 

 

その後、同じ通りに「MochiMochi」という和菓子屋さん。

日本人が経営しているのかどうかはわからないけど、

いちご大福をはじめ、いろいろな大福を売っている。

いちご大福にアンコが入っていないのが残念だけど、

ヨーロッパで食べられることを考えると、かなりレベルが高い。

1週間ちょっとの滞在中にリピートしてしまった。

 

その店内に、たぶんデコレーションだとは思うけど、

こんなものが飾ってあった。

 

 

このお二人もまさか自分の卒業証書や花道の修了書がミラノの和菓子屋に飾られることになるとは夢にも思わなかったでしょう。

 

 

Via Sarpiから離れて、次はたい焼き。

娘がネットで調べて気になっていたらしいので、一緒に行ってみた。

 

 

日本に住んでいたことのあるイラストレータのイタリア人オーナーが営むお店「Taiyaki Den」

 

日本のたい焼きのように、アンコがたい焼きの中に入っているのではなく、

鯛型のワッフルでアンコをサンドする感じ。

おそらく、最初は日本風にアンコを中に入れて作っていたと思われるけど、

アンコの量を増やすためにこのサンド型になったと思われる。

もしそうだとしたら、とてもいいアイデア。

京都から直輸入のアンコを楽しめます。

 

それと、鯛の口にアイスを入れるメニューは最高。
アイスの下にサプライズのアンコも入っていて、とても美味しい。
リピ決定。

 

 

オーナーはイラストレータだけあって、かわいいステッカーも2ユーロで販売。

 

 

そして最後はなんといってもラーメン。

最近、本格的なラーメン屋さんがヨーロッパ各地でオープン。

そんなミラノのラーメン屋さん「Takumi」

 

 

私は濃厚鶏そば、娘は鶏そば。

スープの好き嫌いは人それぞれだけど、ここは僕の好きな味。

そして麺がちゃんとしている。

美味しかった。

ただし、ラーメンが出てくるまでに30分ちかく待たされたのは御愛嬌。

 

 

そして日本食品店。このTakumiラーメンの向かいに「Kathay」というチェーン店がある。

そこに行けばほぼ全部そろう。

ミラノに住む娘が日本食を自炊するのになんの問題もない。

 

 

街角のこじんまりした中華レストランで食べた麻婆豆腐に狂喜乱舞していた20年前が懐かしい。