復興のために、僕たちができること
皆様、ご無事でしょうか。
おかげさまで、僕たちは大丈夫です。
今回、想像もしなかった規模で、震災が起こってしまいました。
まず、お亡くなりになった方々のご冥福を、心からお祈りいたします。
また、救出された方、かろうじて避難されて、いまも余震に苦しみながら、心細い時間をお過ごしの方々。
皆様のご心痛はいかばかりか。
想像するだけで、僕たちの胸も痛みます。
僕たちの親戚は、壊滅した南三陸に住んでいました。
残念ながら、まだ連絡がとれていません。
また、仕事でお世話になった方々も、講演に来ていただいた方々も、たくさん被災地におられます。
ただただ、皆様方のご無事を祈っております。
さて、今回の震災を僕たち自身、どう受け止め、どう行動すべきなのか。
いろいろ考えたのですが、まっさきに上がったのは、義援金の送付です。
「サイン基金」と名付けた、僕たちの書籍の印税を、全額プールしたお金があります。
現在、おかげさまで、金額は76万円。
これは、救う人達を援ける目的で設立したものです。
今こそ、このお金を使う時だと判断し、全額を寄付させていただくことにいたしました。
※今、寄付先を検討中です。結果は改めて、お伝えいたします。
先日、今回の震災について、そして今後のことについて、短い時間でしたが、アニキと話をしました。
会話のまま、掲載いたします。
龍「アニキ。地震のことについて、なにか言ってたりする?」
アニキ「ううん。何も言ってないよ。きっとボクたちが考えなくちゃいけないんだと思う」
龍「やっぱり、そうだよね。。。それにしても、酷いな」
アニキ「酷いね。。。」
龍「・・・・」
アニキ「・・・・」
龍「あ、俺たちにできることだけど、サイン基金。あの通帳に入ってる全額を寄付したいと思ってるんだけど、アニキ、どう思う?」
アニキ「うん、賛成。同じこと考えてた。あと、講演とか、人形劇とかの謝礼も、給料も」
龍「うん。って、給料はダメです。ていうか、震災以降の1日の売り上げは20分の1まで減ってるからね。今月は給料すら払えないかもだよ」
アニキ「えっ! そうなの?」
龍「うん。ごめんな。でも、これは俺たちだけじゃなくて、どこも同じ状態だと思うよ」
アニキ「そうか・・・。わかった。ボクたちがすべきこと」
龍「お。なんでしょうか」
アニキ「震災を受けた人たちに代わって、働きまくる! 稼ぐ! 金を儲ける!」
龍「そうきましたかーっ!」
アニキ「給料がなくなったら、被災に遭わなかったボクたちの馬力がなくなって、救援すらできなくなる。それじゃあ共倒れになっちゃう。だから、動けるボクたちは、今まで通り働く。今まで通りじゃないのは、頭の中に被災地の人々の顔を思い浮かべて働くということ」
龍「同感です。普段の生活を崩さず、悲劇を見ておろおろするんじゃなく、気合い一発入れ直して、とにかく働く、と。被災者の皆さんのために!」
アニキ「そう。働いて、余裕を作って、お金を送ろう。ボクたちは、起業してから11年間、お客様に仕送りをしてもらって、今まで御飯を食べてこられたんだから、今度は仕送りをする番だよね」
龍「たしかに。だって、復興はまだまだ続く長丁場だもんね。だから今だけポンと送るんじゃなく、定期的にお金を作って送る。つまり『仕送り』なんだね」
アニキ「そゆことです」
龍「わかりました。それとアニキ。次に出す本の印税もあるね」
アニキ「あ、ハワイの本ね。それもまとめてから送ろう。できればこの状況だからこそ、たくさんの人に読んでいただいて、大和魂を思い出してほしいなあ」
龍「オレもそう思ってて。自然への畏怖と感謝、人への愛情と慈しみの心、なにより、助け合うってどういうことかが伝わるかもって」
アニキ「はい。震災後の日本のあり方を考えることができるのではないでしょうか」
龍「よし、じゃあ、次の送金目標は、50万でいこう!」
アニキ「いいね。そこをまずは目標に。合言葉は、
『儲けて送金!』
龍「儲けて送金! 気に入った! じゃあ早速、義援金リサーチ始めるよ」
アニキ「・・・って、龍君、大丈夫? 最近顔色が悪いよ。悩み事があったら相談しなよ」
龍「オレは大丈夫! そういうアニキは大丈夫か?」
アニキ「ふふふ。ボクは尿管結石4回目も先週無事終了したし、昨日は喉のポリープも切除完了してるから万全! もう、働いちゃうよ~!」
龍「って、なんかまたいろいろ出てきてますやん!」
アニキ「そう。でもね。僕の苦しみなんかに比べたら、目の前で家族や家など、大切なものを失って、本当に路頭に迷っている人の苦しみのほうがよほど重い。こんな病気なんかで負けてられっかアホオー!」
龍「アホオはいらんやろ。でも、アニキが働くっていうことは、オレも忙しくなるな」
アニキ「当然。一緒に頑張ろっさ」
龍「押忍!」
と、いつも通りの兄弟会話ですが、いたってまじめに考えました。
おそらく今、これからの日本がどうなってしまうのか、言いようのない不安を抱えている方も多いかと思います。
かくいう僕も、震災当日は涙が溢れるばかりで、何も手をつける気が起きませんでした。
でも。
こんな時だからこそ、仕事をしましょう。
なぜか。
仕事をすれば、経済がまわります。
では、経済がまわると、どうなるのか。
被災地への義援金が増え、復興が早まっていきます。
そう。今こそ、震災を免れた人々が、自分の働く意義を見つけ、動き出す時期だと思います。
もちろん、すでにたくさんの方々が動き始めています。
直接、復旧のお手伝いを選択する人、遠くから祈る人、お金や商品を寄付する人、音楽を作る人、絵を描く人、文章を書く人、物資を提供する人、支援情報のサイトを作る人などなど。
ここで言うほどのことではありませんが、僕たちもすでにいろいろと動き始めていますし、これは復興まで続けるつもりです。
以上、長くなりましたが、今回は「サイン基金」を皆様への相談なく、僕たちの独断で、義援金として活用させていただくことを、この場を借りてお許しいただきたく、記事としてしたためた次第です。
一日も早い復興を祈って。
亡くなった方々のご冥福を祈って。
いまだに不明の方々が、早く救出されることを祈って。
避難された方の健康と幸せを祈って。
僕たちはこれからも、全力で働きます。
龍 拝
おかげさまで、僕たちは大丈夫です。
今回、想像もしなかった規模で、震災が起こってしまいました。
まず、お亡くなりになった方々のご冥福を、心からお祈りいたします。
また、救出された方、かろうじて避難されて、いまも余震に苦しみながら、心細い時間をお過ごしの方々。
皆様のご心痛はいかばかりか。
想像するだけで、僕たちの胸も痛みます。
僕たちの親戚は、壊滅した南三陸に住んでいました。
残念ながら、まだ連絡がとれていません。
また、仕事でお世話になった方々も、講演に来ていただいた方々も、たくさん被災地におられます。
ただただ、皆様方のご無事を祈っております。
さて、今回の震災を僕たち自身、どう受け止め、どう行動すべきなのか。
いろいろ考えたのですが、まっさきに上がったのは、義援金の送付です。
「サイン基金」と名付けた、僕たちの書籍の印税を、全額プールしたお金があります。
現在、おかげさまで、金額は76万円。
これは、救う人達を援ける目的で設立したものです。
今こそ、このお金を使う時だと判断し、全額を寄付させていただくことにいたしました。
※今、寄付先を検討中です。結果は改めて、お伝えいたします。
先日、今回の震災について、そして今後のことについて、短い時間でしたが、アニキと話をしました。
会話のまま、掲載いたします。
龍「アニキ。地震のことについて、なにか言ってたりする?」
アニキ「ううん。何も言ってないよ。きっとボクたちが考えなくちゃいけないんだと思う」
龍「やっぱり、そうだよね。。。それにしても、酷いな」
アニキ「酷いね。。。」
龍「・・・・」
アニキ「・・・・」
龍「あ、俺たちにできることだけど、サイン基金。あの通帳に入ってる全額を寄付したいと思ってるんだけど、アニキ、どう思う?」
アニキ「うん、賛成。同じこと考えてた。あと、講演とか、人形劇とかの謝礼も、給料も」
龍「うん。って、給料はダメです。ていうか、震災以降の1日の売り上げは20分の1まで減ってるからね。今月は給料すら払えないかもだよ」
アニキ「えっ! そうなの?」
龍「うん。ごめんな。でも、これは俺たちだけじゃなくて、どこも同じ状態だと思うよ」
アニキ「そうか・・・。わかった。ボクたちがすべきこと」
龍「お。なんでしょうか」
アニキ「震災を受けた人たちに代わって、働きまくる! 稼ぐ! 金を儲ける!」
龍「そうきましたかーっ!」
アニキ「給料がなくなったら、被災に遭わなかったボクたちの馬力がなくなって、救援すらできなくなる。それじゃあ共倒れになっちゃう。だから、動けるボクたちは、今まで通り働く。今まで通りじゃないのは、頭の中に被災地の人々の顔を思い浮かべて働くということ」
龍「同感です。普段の生活を崩さず、悲劇を見ておろおろするんじゃなく、気合い一発入れ直して、とにかく働く、と。被災者の皆さんのために!」
アニキ「そう。働いて、余裕を作って、お金を送ろう。ボクたちは、起業してから11年間、お客様に仕送りをしてもらって、今まで御飯を食べてこられたんだから、今度は仕送りをする番だよね」
龍「たしかに。だって、復興はまだまだ続く長丁場だもんね。だから今だけポンと送るんじゃなく、定期的にお金を作って送る。つまり『仕送り』なんだね」
アニキ「そゆことです」
龍「わかりました。それとアニキ。次に出す本の印税もあるね」
アニキ「あ、ハワイの本ね。それもまとめてから送ろう。できればこの状況だからこそ、たくさんの人に読んでいただいて、大和魂を思い出してほしいなあ」
龍「オレもそう思ってて。自然への畏怖と感謝、人への愛情と慈しみの心、なにより、助け合うってどういうことかが伝わるかもって」
アニキ「はい。震災後の日本のあり方を考えることができるのではないでしょうか」
龍「よし、じゃあ、次の送金目標は、50万でいこう!」
アニキ「いいね。そこをまずは目標に。合言葉は、
『儲けて送金!』
龍「儲けて送金! 気に入った! じゃあ早速、義援金リサーチ始めるよ」
アニキ「・・・って、龍君、大丈夫? 最近顔色が悪いよ。悩み事があったら相談しなよ」
龍「オレは大丈夫! そういうアニキは大丈夫か?」
アニキ「ふふふ。ボクは尿管結石4回目も先週無事終了したし、昨日は喉のポリープも切除完了してるから万全! もう、働いちゃうよ~!」
龍「って、なんかまたいろいろ出てきてますやん!」
アニキ「そう。でもね。僕の苦しみなんかに比べたら、目の前で家族や家など、大切なものを失って、本当に路頭に迷っている人の苦しみのほうがよほど重い。こんな病気なんかで負けてられっかアホオー!」
龍「アホオはいらんやろ。でも、アニキが働くっていうことは、オレも忙しくなるな」
アニキ「当然。一緒に頑張ろっさ」
龍「押忍!」
と、いつも通りの兄弟会話ですが、いたってまじめに考えました。
おそらく今、これからの日本がどうなってしまうのか、言いようのない不安を抱えている方も多いかと思います。
かくいう僕も、震災当日は涙が溢れるばかりで、何も手をつける気が起きませんでした。
でも。
こんな時だからこそ、仕事をしましょう。
なぜか。
仕事をすれば、経済がまわります。
では、経済がまわると、どうなるのか。
被災地への義援金が増え、復興が早まっていきます。
そう。今こそ、震災を免れた人々が、自分の働く意義を見つけ、動き出す時期だと思います。
もちろん、すでにたくさんの方々が動き始めています。
直接、復旧のお手伝いを選択する人、遠くから祈る人、お金や商品を寄付する人、音楽を作る人、絵を描く人、文章を書く人、物資を提供する人、支援情報のサイトを作る人などなど。
ここで言うほどのことではありませんが、僕たちもすでにいろいろと動き始めていますし、これは復興まで続けるつもりです。
以上、長くなりましたが、今回は「サイン基金」を皆様への相談なく、僕たちの独断で、義援金として活用させていただくことを、この場を借りてお許しいただきたく、記事としてしたためた次第です。
一日も早い復興を祈って。
亡くなった方々のご冥福を祈って。
いまだに不明の方々が、早く救出されることを祈って。
避難された方の健康と幸せを祈って。
僕たちはこれからも、全力で働きます。
龍 拝