文(命令文)
またまた、更新が止まってしまいました。
専門用語の第1弾は命令文です。
コマンドとも言います。
書いて字のごとし、『何~しなさい』と命令する文です。
秀丸では、単に『文』とか『コマンド』と表現されています。
例えば、
カーソル(キャレット)を動かしなさいとか、
一括置換をしなさいだとか、
どこそこのファイルを開きなさいなどなど、
秀丸マクロであれば、秀丸にやって欲しい動作をこの命令文によって指示します。
ほとんどの場合、命令文は実行すると、実行された状態が目に見える形で画面に表示されます。
カーソルが移動したり、一括置換が行われたり、画面サイズが変わったりという具合にです。
ヘルプファイルのこのあたりに↓いろんな『文』の説明があります。

下の赤枠内のものも『文』とは書かれていませんが、『文』と思っていただいて大丈夫です。
赤枠内のいずれかをクリックすると、様々な『文』が表示されます。下の赤枠の場合は、直接『文』の説明に飛びます。
例えば「カーソル移動系文」をクリックしてみます。

黒字で表示されているものはこれだけで使用できるものです。
例えば、gofileend(ファイルの最後に移動)であれば、スクリプトには以下のように記述します。
これだけでいいのです。
命令文の最後には必ずセミコロンをつけます。
一方、青文字で表示されている命令文は、何らかの条件設定が必要な命令文です。
例えば、カーソルを上下左右のいずれかに移動させるup、down、left、rightを見てみましょう。
これらは、同じ使い方をするのでどれをクリックしても同じ説明が表示されます。

説明には、パラメータという言葉が出てきます。
パラメータとは、条件のことです。
例えば、『10歩、歩きなさい』とか、『2回、飛びなさい』などのように、『10歩』とか『2回』のことです。
カーソルを右に移動させるrightを例に取って説明します。
この命令文で設定できるパラメータは、カーソルを右に移動させる回数です。
例えば、
と記述すれば、カーソルを右に10回(10文字分)移動させます。
このパラメータは、省略できる場合も多々あります。
例えばup、down、left、rightは、パラメータを省略可能であり、以下のように記述することも出来ます。
この場合それぞれ、上下左右のいずれかに1文字分だけカーソルを移動させます。
逆に、replaceallだとか、moveto(特定の場所にカーソルを移動する)などは、パラメータを省略することが出来ません。
現実の世界でも、単に、『置き換えなさい』とだけ言われても、『何を何に?』と疑問に思うはずです。
人間の場合であれば、状況に合わせて相手が言わずとも、意図を察してあげることも出来ますが、パソコンにはそんな気の利いた芸当は出来ません。
パラメータが省略可能な場合は、ヘルプファイルに省略可能と記載されています。
それ以外は、パラメータは必要だと思っていただければとおもいます。
何はともあれ、ヘルプファイルを見ながら色々な『文』をスクリプトに記述して、どういう動作をするのか確認してみてください。
中には、パラメータの説明が初心者には難しいものもあるので、そういうのとりあえず避けて、パラメータを必要としない『文』から始めていくといいでしょう。
専門用語の第1弾は命令文です。
コマンドとも言います。
書いて字のごとし、『何~しなさい』と命令する文です。
秀丸では、単に『文』とか『コマンド』と表現されています。
例えば、
カーソル(キャレット)を動かしなさいとか、
一括置換をしなさいだとか、
どこそこのファイルを開きなさいなどなど、
秀丸マクロであれば、秀丸にやって欲しい動作をこの命令文によって指示します。
ほとんどの場合、命令文は実行すると、実行された状態が目に見える形で画面に表示されます。
カーソルが移動したり、一括置換が行われたり、画面サイズが変わったりという具合にです。
ヘルプファイルのこのあたりに↓いろんな『文』の説明があります。

下の赤枠内のものも『文』とは書かれていませんが、『文』と思っていただいて大丈夫です。
赤枠内のいずれかをクリックすると、様々な『文』が表示されます。下の赤枠の場合は、直接『文』の説明に飛びます。
例えば「カーソル移動系文」をクリックしてみます。

黒字で表示されているものはこれだけで使用できるものです。
例えば、gofileend(ファイルの最後に移動)であれば、スクリプトには以下のように記述します。
gofileend;
これだけでいいのです。
命令文の最後には必ずセミコロンをつけます。
一方、青文字で表示されている命令文は、何らかの条件設定が必要な命令文です。
例えば、カーソルを上下左右のいずれかに移動させるup、down、left、rightを見てみましょう。
これらは、同じ使い方をするのでどれをクリックしても同じ説明が表示されます。

説明には、パラメータという言葉が出てきます。
パラメータとは、条件のことです。
例えば、『10歩、歩きなさい』とか、『2回、飛びなさい』などのように、『10歩』とか『2回』のことです。
カーソルを右に移動させるrightを例に取って説明します。
この命令文で設定できるパラメータは、カーソルを右に移動させる回数です。
例えば、
right 10;
と記述すれば、カーソルを右に10回(10文字分)移動させます。
このパラメータは、省略できる場合も多々あります。
例えばup、down、left、rightは、パラメータを省略可能であり、以下のように記述することも出来ます。
up;
down;
left;
right;
down;
left;
right;
この場合それぞれ、上下左右のいずれかに1文字分だけカーソルを移動させます。
逆に、replaceallだとか、moveto(特定の場所にカーソルを移動する)などは、パラメータを省略することが出来ません。
現実の世界でも、単に、『置き換えなさい』とだけ言われても、『何を何に?』と疑問に思うはずです。
人間の場合であれば、状況に合わせて相手が言わずとも、意図を察してあげることも出来ますが、パソコンにはそんな気の利いた芸当は出来ません。
パラメータが省略可能な場合は、ヘルプファイルに省略可能と記載されています。
それ以外は、パラメータは必要だと思っていただければとおもいます。
何はともあれ、ヘルプファイルを見ながら色々な『文』をスクリプトに記述して、どういう動作をするのか確認してみてください。
中には、パラメータの説明が初心者には難しいものもあるので、そういうのとりあえず避けて、パラメータを必要としない『文』から始めていくといいでしょう。