第1回目
今回は、初歩中の初歩である『Bands』を紹介します
いわゆるボリンジャーバンドです、相場の動きにあわせて伸びたり、縮んだりするやつですw
この使い方は、それぞれの線が、レジスタンスやサポートとして機能するので、逆張り向けの
指標ではないでしょうか。
【セットアップ】について
ファイルは→http://www4.uploader.jp/dl/signalman/signalman_uljp00001.lzh.html
からダウンロードしてください。
コンパイルが済んだら、インジケータの追加でこのBandsを3つ表示させます。
パラメータはそれぞれ
①BandsPeriod:21、BandsSift:0、BandsDeviations:1.0
②BandsPeriod:21、BandsSift:0、BandsDeviations:2.0
③BandsPeriod:21、BandsSift:0、BandsDeviations:3.0
線種、色は適当に・・・w
すると上図のようになりますね?
次に【使い方】ですが
①一番簡単な見方はDeviations3.0に注目しましょう
すると・・・
大きな反発、反落がありますよね?そうです、大体80~90%の確率で相場が反転します
②基本的な考え
バンドのセンターに注目しましょう
足がこれよりも上なら基本堅調、下なら軟調相場と言えます
つまり、軟調相場で、センターラインに抑えられているようならばスリッパ隊の勝ち
逆に堅調相場でセンターに抑えられるならば堅調維持となります。
③②のつづき
センターに跳ね返された場合、どこまで戻るのか?をバンド上線、下線で検討します
多くの場合Deviationsは2.0しか表示していません。が、より細かく分析する為に
私は3本表示しているわけですが、-1や+1の線で結構な確率で引っかかります
つまり、一旦ココで利確するという使い方が出来ます。
もう少しパワーが有る場合、-2や+2まで伸びますね。
これ以上の暴落、暴騰相場では-3や+3を目指すことになるでしょう
④バンドの幅?
御存知の通り、このバンドとは相場の動きに敏感で、ゴムのように伸びたり、縮んだりします
・レンジ相場が続くと→バンド幅は狭くなり
・トレンド相場が続くと(または始まると)→バンド幅が広がる傾向になります
バンド幅が極端に狭くなると、どちらかに値が飛びやすく(爆発)なる傾向にあり、細心の注意が必要です
また、レンジブレーク(=トレンド開始)の場合±1~±3を広げるようにトレンドを作ります(バンドウォークという)
この場合、相当な相場が期待できますので大勝負には絶好のチャンスとなります
広がったものは縮まる、縮んだものは広がると覚えておくとよいでしょう。
⑤バンドセンターの向き
大きなトレンドの変化が生じると、センターラインの向きが変わります
この前には必ず足型がセンターラインを跨ぎますので分かりやすいですね
⑥最後に
バンドの値は常に変化します。バンドだけで指値や逆指値をつけるのはやや疑問が残ります
次回は『一目均衡表』を予定しております。