息子に受験で何を得て欲しいか、最近少し考えるようになりました。過程で得て欲しいものと、結果で得てほしいものがあります。
受験の過程で得てほしいもの。
- 努力し続ける経験
- 努力の成果を実感する経験
- ライバルと切磋琢磨し、励まし合ってお互いを高める経験
- 自己肯定感
受験の結果で得て欲しいもの。
- 良き師、良き友
今のところこんな感じです。こうして書いてみると、過程で得て欲しいものはどれも部活や習い事でも得られそうですね笑
息子は今までどちらもあまり熱心にやって来なかった事もあり、高校受験が実質初めてのように思います。今はどれもとても弱く少ないのですが、夏期講習が始まってからこれらがだいぶ増してきた印象を持っています。ここから2週間くらい休講で学校のテストの自主学習期間なので継続はかなり危ういですが…。
そして、部活を頑張ってた子が夏以降に伸びるのはこういうものを既に得て強くなっているからか、と今さら気づきました。
結果で得て欲しいものは、自分の経験を振り返ってほぼこれしか無いかなと感じているものでもあります。仕事や地域のコミュニティで周りを見ていても、自分の親を見ていても、人生を充実させたり可能性を広げたりするのは、辿るとだいたいそこから来ているのではないかと思えるのです。
少し飛躍しますが、最近のAIの波はご多分にもれず私の仕事にも大いに来ていて、これが進むと子供が働きだす頃に世の仕事の仕方がどうなっているんだろうというのが本当に見えなくなってきました。また私の職場は入ってくる優秀で仕事ができる人達の学歴や経歴はかなりバラバラです。AIによる変化を感じたりそういう人達の話を聞いていると、勉強について息子に口うるさく言っているのが根本的に見当違いなことをしているのではと迷いがでてきてしまうのです。
そんな中でも、冒頭で書いた過程で得てほしいもの、結果で得て欲しいものは、どれも普遍的で人生をより良くしてくれるものかなと。なので、本人がこれから自信を失ったり結果が出なかったりしても、逆に調子に乗りすぎたりしても、親としてはこれらが得られれば良しというスタンスで向き合っていきたいと思っています。
なお偉そうに書きましたが、相変わらず塾がない日はぐうたらの極みみたいな息子を見た時に自分を慰めるために考えたみたいなところもあります😂