めぐり逢いは

初夏の頃
真夏じゃないから
夏の魔法に
かかった訳じゃ無い
そう思ってた
 
だから
秋になって
冬を越せると 確信していた
 
貴方が
友達と 恋人達の名所に 行くと言う迄
 
何故 私じゃなくて 友達なのって
怖くて聞けなかった
 
枯葉の積もる並木道を
歩きたかった
貴方と
寒くなってきたねって
肩を寄せ合いながら