凡庸 誰にでも 平等に与えられるもの 陽の恵み 冷たい雨 そして 時間 時間は残酷で 忘却の神でもある 短い命を告げられた者にも 同じように刻む 生まれては消えて行く その営みの中に 意味があるはずと 心が叫ぶ 命の意味を問いながら 本当は答えが無い事も 気がついている 明日は 良い日でありますようにと 眠りにつき 目覚める事を疑わない そんな呑気な 自分に気付く