マルク | バイク好き白血病患者の爆笑闘病記

バイク好き白血病患者の爆笑闘病記

笑える闘病記を書いたつもりです。病気を持つ人々が、少しでもこの記事を見て心の支えとしてくれたなら幸いです。記事は物語形式になっていますので、どうぞはじめから読んでやってください。

はいはい~、本日行ってきました。え、何にって? も~、誰が行きたくて行くもんですか、ええ、マルクしてきたんですよ、マ・ル・ク♡ だいぶ久方ぶりにね。いやしかし、何度やってもこの検査は嫌ですね~。


「ハイ、サクくん横になってくださいー。パンツ半ケツまで下げるね~。」


いつもの看護婦Sさんが慣れた手つきで準備をしています。


「さあ、サクさん始めますよ。おや、腰回りすごい筋肉ですね~。」


「あら、本当だ。サク君何やってたんだっけ~、え、サッカー? サッカーでこの辺筋肉つくんだね~。」


おお、うつ伏せになった私の腰というかケツというかそのあたりを、F先生とSさんがぷにゅぷにゅ押しているではありませんか。こらこら、早く済ませてくれい! 人のケツで遊ぶな~!


「細マッチョだね~」


こら~、2人以外の若い看護婦さんものぞいてるじゃねえか! 関係ないだろ、あなた。意外とケツ見られるのって恥ずかしい (≧▽≦)


「ちょっと筋肉邪魔だな~。斜めに刺そうかしら。」


え~ ( ̄□ ̄;)!!  ビビる私に看護婦SさんとF先生はいろいろ話しかけてくれます。いやあ、面目無い。そんなに顔がビビってましたかね。ま、こういう気遣いはありがたいですね。さて、麻酔が骨に入れられます。結構痛いです。そして、いよいよ骨髄液を抜きます。いつもながら、魂を抜かれる感じです。ふうう、やっぱり痛いわ~。


でもね、マルクはやってしまえば大したことはないのですよ。ええ、やるまでがね。スンごく嫌なんですね。血小板低下の結果は何事もなければ次回、4月の診察の時に言い渡されるでしょう。何事もなければよいなあ。


※ 現在は看護士という呼び方をしますが、あえて看護婦さんと書いています。看護婦という言葉に尊敬を抱いてい 

   るからです。個人的には差別なんかではなく、誇り高い呼び方だと思っています。気を悪くされる方がいたらご

   めんなさい