部屋を借りてもらったまではよかった。

 

しかし、当時の私はまだからっぽで、何をする気にもならなかった

 

そんな時、以前読んでいたNARUTOというマンガの中の

 

一文を思い出した。

 

「うちはの者が大きな愛の喪失や自分自身の失意にもがき苦しむ時・・・

脳内に特殊なチャクラが吹きだし視神経に反応して眼に変化が現れる」

「それが心を写す瞳・・・写輪眼と言われるものだ」

 

私は漫画のキャラクターでもないし、ましてうちは一族などではないが

 

大きな愛の喪失や自分自身の失意にもがき苦しむ・・・

 

私そのものではないか。

 

それから私は身体に写輪眼のタトゥーを入れ

 

両眼には写輪眼のコンタクトを付け続けている

 

 

 

いつか、このコンタクトをしなくても良い日が来るのだろうか