『「心」はあるのか』
- 「心」はあるのか―シリーズ・人間学〈1〉 (ちくま新書)/橋爪 大三郎
- ¥714
- Amazon.co.jp
橋爪大三郎. 2003. 『「心」はあるのか」 ちくま新書.
メディア論とも記号論とも直接の関係はなく、強いて言えば、
コミュニケーションについて書かれたものと言えるかもしれません。
たまたま読んでいたら、
講義の序盤で解説のあった、NASAの宇宙人へのメッセージの話が
取り上げられていました。(p.51)
「NASAが打ち上げるロケットで太陽系の外に飛んでいくものには、
モーツァルトのレコードや人間の男女の絵、・・・(中略)・・・などを
金属板に彫りつけたものが入れてあるそうです。・・・(中略)・・・
宇宙人がこれを見れば、われわれ人類を仲間だと考えてくれるだ
ろう、ということなのでしょう。でも、宇宙人に目はあるのだろうか。」
中盤から後半は、ヴィトゲンシュタインの思想が紹介されています。
興味のある方はどうぞ。
(投稿者、タナカ)