『「心」はあるのか』 | 記号と媒体

『「心」はあるのか』

「心」はあるのか―シリーズ・人間学〈1〉 (ちくま新書)/橋爪 大三郎
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橋爪大三郎. 2003. 『「心」はあるのか」 ちくま新書.


メディア論とも記号論とも直接の関係はなく、強いて言えば、

コミュニケーションについて書かれたものと言えるかもしれません。


たまたま読んでいたら、

講義の序盤で解説のあった、NASAの宇宙人へのメッセージの話が

取り上げられていました。(p.51)


「NASAが打ち上げるロケットで太陽系の外に飛んでいくものには、

モーツァルトのレコードや人間の男女の絵、・・・(中略)・・・などを

金属板に彫りつけたものが入れてあるそうです。・・・(中略)・・・

宇宙人がこれを見れば、われわれ人類を仲間だと考えてくれるだ

ろう、ということなのでしょう。でも、宇宙人に目はあるのだろうか。」



中盤から後半は、ヴィトゲンシュタインの思想が紹介されています。

興味のある方はどうぞ。


(投稿者、タナカ)