ハイタイグスーヨー
チュウ ウガナビラ
皆さんこんにちは
ご機嫌如何ですか?



ココロの声を聴く
ガイドときどき手話
大城 智美(おおしろ ともみ)です。





牛小屋に初めて行った時
直ぐに近寄って来たビッコ。
(1ヶ月前の写真↓)


興味心身で
人懐っこくて
目が小さくて
なんだ可愛らしく。


でも
一緒に過ごす時間は
もうありません。



今日出荷(セリ)に出され
会えなくなります。


体を綺麗に洗い
紐を通され繋がれて
身動きが取れない事で


何でこんな事するの?
どうなるの?
みんなと一緒がいい!
お母さんに会いたい!





(昨日の様子)


子牛たちは
自由に動き
時には走り

休憩や睡眠は
みんなと一緒

そして
お母さんの近くにいたり
一緒にご飯を食べたり



でも

ビッコは
今日が出荷(セリ)。

ビッコ♂は
取引された主の地で
ブランド牛として育てられ
生まれてトータル2年半の歳月にて
命が提供されることになります。




私にとって
わずか3ヶ月過ごした
ビッコとの時間。

一昨日から
私は涙を流し

鼻水も出ちゃうほど
目が腫れるほど

ずっと泣きっぱなし。


ビッコも涙を流しています。






私とも
目を合わさなくなり
人間不信になり
警戒している。




お母さんに会いたい
お母さん…





その姿が
とても辛くて。
とても悲しくて。
とても切なくて。


大声でビッコを呼んでいます。
(ビッコの母↑)





牛の世界も
人間界と同じです。

生きている間
どれくらいの時間を
一緒に過ごせるのか…。


子供が元気に遊んでいる
その姿をみて
危なかしい時もあるけれど
無邪気な笑顔に癒されて

泣いたり
笑ったり
怒ったり
叱ったり
喧嘩したりと

いつも
お子さんと一緒にいる時間を
大切に過ごして欲しいと
私はいつも願っています。