ご無沙汰しております。

気が付けば、2023年が終わろうとしております。

今年は色々あった1年でしたね。

でも個人的には最後に最高のクリスマスプレゼントを受け取ることが出来、とても嬉しく思っております。

 

なので。

有馬記念を少し回顧させてください。

いえ。

少しではなく、長いです。爆  笑

 

 

ドウデュースの有馬記念参戦が早々に発表された時点で『もしかして?』という思いがありました。

イクイノックスの引退は驚きましたが、なんでも、JCで引退・・・という既定路線があったという話もあります。

 

 

 

 

少し・・・ほんの少しだけ。

期待が大きくなったのは、有馬記念の公開枠順抽選会を見た時。

 

 

友道厩舎

 

 

は3頭出しでしたが、唯一

 

 

ドウデュース

 

 

の時だけ友道さんがカプセルを引いた。

しかも

 

 

ジャパンカップ

 

 

と同じ3枠5番。

秋天も3枠の奇数番だったから、秋3戦すべて3枠。

なんでだろ?

なんで抽選なのに3枠を引き当てられるのかしらん?

これって

 

 

度目の正直

 

 

なんじゃないの?

イブの有馬だから

 

 

サンタクロース

 

 

が来るんじゃないの?・・・そんな思いが過りました。

ゲートが決まった後、細江純子さんからユタカさんの復帰について聞かれた友道さんは

 

 

私ももちろんですが、ドウデュースも喜んでいると思います。

 

 

とおっしゃいました。

戸崎騎手もその場にいらっしゃるのに、もう言わないであげてぇー・・・と思ったのですが。

でもよく考えてみると、代打騎乗してくれた戸崎騎手がいる前で、公共の電波を使ってここまでおっしゃれば(笑)、ユタカさんは負けられないのではないかと思ったりもしました。

戸崎騎手は

 

 

一流ジョッキー

 

 

だけれども、ユタカさんは

 

 

超一流ジョッキー

 

 

もしユタカさんドウデュースをグランプリホースにしてあげられなかったら、もはや

 

 

レジェンド

 

 

ではなくなってしまう。

戸崎騎手がダメとか、そういうことではないのだ。

ローランドさんの

 

 

俺か 俺以外か

 

 

のように、競馬界では

 

 

武豊か 武豊以外か

 

 

なのです。爆  笑

そして。

なんといっても2023年の競馬界の最大ニュースといえば、ドバイシーマクラシックにおいてイクイノックスが叩き出した129というレーティングが

 

 

世界一

 

 

となったこと。

有馬記念は世相が反映されるレースで有名ですが、何より優先されるのは

 

 

中央競馬界

 

 

における出来事。

だから今年の有馬はイクイノックスの同級生である

 

 

4歳馬

 

 

が勝つのではないかと思っておりました。

日本馬がその年のレーティング世界一を保持したまま年を終えたのは、2014年の

 

 

ジャスタウェイ

 

 

ですが、この年の有馬記念はジャスタウェイの同級生である

 

 

ジェンティルドンナ

 

 

が勝利。

ジャスタウェイ自身は4着だったわけですが、有馬記念では

 

 

国内の格

 

 

が優先された模様(笑)

まぁ、ジェンティルちゃん自身もこの年のドバイシーマクラシックで勝利を収めていたことも大きな要因だったと思います。

そして何より

 

 

3冠牝馬

 

 

であり

 

 

JC勝ち馬

 

 

でもあるわけで。

それまで、繁殖に上がる牝馬には

 

 

花道

 

 

は用意されない・・・というのが定説でした。

最後のレースでは無理をさせない・・・ということですね。

でもジェンティルドンナは違った。

この年から有馬記念の公開抽選会が始まったわけですが。

やっぱりあの時から

 

 

海外G1

 

 

を勝つと優遇されるのだなぁと、今になって思います。

アーモンドアイしかり。

そんでもって。

今年の枠順抽選会を終えた日の夜、グリーンチャンネルの『トレセンまるごと情報局』では

 

 

武豊騎手

 

 

の共同記者会見の映像から始まり、ドウデュース、タスティエーラ、シャフリヤールという

 

 

3世代ダービー馬

 

 

が紹介された後に番組がスタートしました。

三分割された画面のセンターに配置されたのは4歳馬の

 

 

ドウデュース

 

 

なにこれ。

枠順が発表される前、おどうくんは

 

 

6番人気

 

 

予想だった。

タスティエーラでさえ

 

 

1番人気

 

 

予想ではなかった。

確かに。

 

 

有馬記念

 

 

で3世代ダービー馬が揃うのは

 

 

レース史上初

 

 

だったそうですが、新聞でも週頭にサラッと触れられたくらいで、特に大きく扱われる様子もなく。

なのに1番人気予想だったスターズオンアースに騎乗する

 

 

ルメール騎手

 

 

ではなく、ユタカさんのインタビューから始まったことに、とても違和感を感じた。

なんだか様子が違う。

毎回ではないが、ごく稀に変なことがある(笑)

もしかして?

やだ、ホントに?

ホントに今年のクリスマスイブ有馬も

 

 

ユタカさんタ

 

 

が来るの??!!・・・という期待が大きくなっていきました。

ユタカさんがクリスマスイブ有馬を

 

 

連勝

 

 

していることも話題に。

2006年の

 

 

ディープインパクト

 

 

2017年の

 

 

キタサンブラック

 

 

この2頭の共通項は『引退レース』という他に

 

 

リベンジ

 

 

を果たしたこと。

ディープインパクトは前年無敗で3冠を達成した後、有馬記念で古馬初対戦。

国内で唯一の

 

 

敗北

 

 

を喫し、翌年の引退レースでリベンジ。

キタサンブラックは3歳で3着、4歳で2着、5歳の引退レースでやっと

 

 

3度目の正直

 

 

で勝利。

おまけに。

日曜日、ユタカさんは

 

 

1回乗り

 

 

でしたが

 

 

キタサンブラック

 

 

の引退レースも1回乗りだったのです。

その昔、1回乗りは人気馬でも飛ぶ・・・ことが定説だったのですが、最近では『押し』になります。

もちろん誰にでも適用されるわけではなく、G1レースをいくつも勝っていて常にリーディング上位にいる騎手に限ります。

エビちゃんとか。

川田騎手もあった気がするけれども・・・違ったかしら?

あやふやw

とにかくそのレベルの騎手。

 

そんでもって。

ユタカさんの有馬記念参戦が危ぶまれたのも

 

 

ディープインパクト

 

 

の引退レースの時と一緒。

あの年、ユタカさんは暮れの香港レースで

 

 

騎乗停止

 

 

をくらってしまいます。

制裁が即実行されれば、有馬記念の騎乗は絶望的。

もしユタカさんが乗れなかったら、ディープインパクトにはいったい誰が乗るんだ?!・・・そんな状況だったかと記憶しております。

が、しかし。

香港ジョッキークラブの”イキな計らい”で制裁は年明けに実行されることになり、ユタカさんは無事にディープインパクトの引退レースに騎乗することができました。

 

さすがにユタカさんの怪我は胴元様も想定外だったと思いますがwww、これだけバックボーンが重なるのもユタカさんならでは。

で。

当日のレーシングプログラムに掲載された『ハナムケくんの優雅な休日』

 

 

 

 

ナイスネイチャが3年連続3着だった・・・というお話ですが。

これってユタカさんの

 

 

クリスマスイブ有馬3連勝

 

 

なのではなかろか?・・・と思いました。

3回連続で

 

 

同じことが起こる

 

 

・・・ということかと。

G1ヘッドライン

 

 

グランプリに託す、譲れぬ想いと聖なる夢。

 

 

 

 

聖なる

 

 

 

 

クリスマスイブ

 

 

で『夢』なら

 

 

勝つこと

 

 

ではなかろかと。

『グランプリに託す』と『譲れぬ想い』は、秋天とJCで騎乗できなかったレジェンドユタカさんの思いかなぁと。

 

さぁ。

舞台は整った。

あとは、ドウデュースが先頭でゴールしてくれることだけを願うだけ。

有馬記念だし、馬券だけは買うつもりだったのだけれども、日に日にドウデュースが勝つのではないかという妄想が強くなって・・・(笑)

もう他のことはどうでもよくなった。

有馬記念で馬券を買わなかったのは何年振りだろか?爆  笑

 

スタートで出遅れた・・・なんつう記事をいくつか目にしましたが、あれは出遅れたのではなくゆっくり出したのだと思っている。

最初から後ろから行って脚を溜める戦略だったかと。

ユタカさんは火曜日の『競馬ブロス』にもご出演されたのですが、その時にドウデュースは

 

 

掛かるようになった

 

 

とおっしゃっておられました。

有馬記念も3走目だったのに掛かってましたよねぇ滝汗

 

 

日本ダービー

 

 

での長手綱がウソみたいっ!

後方からの競馬でしたが、向こう正面で少しずつ、少しずつ、少しずつ、丁寧にポジションを上げて行ったユタカさんがホントにカッコよくて。

最近は画面を分割して上部に隊列全体を映した映像を出してくれるので、本当に分かりやすい。

特に

 

 

フジテレビ

 

 

は分かりやすかった。

グリーンチャンネルは3コーナーのカーブに差し掛かる時くらいから正面の映像に切り換えてしまったので、ユタカさんの一番カッコいいところが分かり辛かったwww

中山競馬場は直線が短いですもんね。

急坂もあるし。

ずっと後方にいては間に合わない。

絶妙な匙加減だったのではなかろかなぁと。

 

3コーナーを過ぎてから徐々に加速していったところもホントにカッコ良かったっ!!

まるでディープインパクトのレースを見ているようだった。

タイムも優秀、上り最速。

大外枠のスターズオンアースを、スタートを決めてすぐに内に導いて好位をキープしたルメさんもさすがだったし、名手の叩き合いは見ていて鳥肌が立った。

ダービーの再現のような気もした。

とても見ごたえのあるレースで二人ともカッコ良かったっ!

 

 

 

 

上差しこの対談で、いっくん先生が日本ダービーと有馬記念は全く違うスキルを求められるのにどちらも勝つように仕上げるんだからすごいとおっしゃっておいででした。

友道厩舎の

 

 

厩舎力

 

 

だって。

そいえば。

前川調教助手はユタカさんにチューしていましよね~チュー

ダービー馬の有馬記念勝利は

 

 

オルフェーヴル

 

 

以来10年ぶりだったそうですが、ヤツは

 

 

3冠馬

 

 

ですからね。

それも相当強い3冠馬。

化け物級の3冠馬。

そのオルフェーヴルと同じことをやってのけたのですから。

立派なもんですっ!

いやぁ・・・あのラストランは伝説。

鳥肌が立ったし、涙も出た。

ユタカさんのレース以外で涙が出たのは、後にも先にもオルフェーヴルの引退レースだけ。

それくらいすごかったし、笑っちゃうくらい強かった。

1頭だけ異次元だった。

もしかしたらディープインパクトよりも強かったかも?・・・と思う人が多かったから1位に選ばれたんだよねぇー!照れ

 

 

 

 

でもレースタイムはディープインパクトのライストランの方が早いのだ。

だけれども、人は

 

 

大差

 

 

をつけて勝った方が印象に残りやすい。

今年はディープインパクトよりもオルフェーヴルよりも早かった。

上がりタイムも1位。

今の中山は芝があまり荒れていないから時計が出やすいのですって。

だから単純には比べられないけれども、優秀であることは間違いないわけで。

こうして

 

 

4歳ダービー馬

 

 

が有馬記念で劇的な復活を果たしたわけなので、2024年はドウデュースを中心に

 

 

競馬界

 

 

が回っていく・・・と、本気で思っておりまする。

今後について友道調教師は

 

 

馬の状態をみて

 

 

とおっしゃっておいでなので、来年はどんなステップになるのかまだ判りません。

 

 

 

ドウデュース放牧 来年海外も視野に、友道師「馬の状態を見て決めたい」
[ 2023年12月27日 05:18 ]

 

24日の有馬記念を優勝したドウデュース(牡4=友道)は27日に放牧に出ることが26日、分かった。
友道師は「最後は手前も替えていなかったし、余裕があったのかも。レース後もすぐに息が入っていたからね」と振り返る。

来年については「海外になるのか、国内になるのか、馬の状態を見て決めたい」と語った。

 

 

国内に専念してほしいなぁというのが本音だけれども、海外で実績を残してほしいという思いもあるし、ユタカさんの夢を応援したいし。

来年の70周年記念事業として

 

 

メモリアルヒーロー

 

 

がファン投票で決まりましたが、有馬記念だけ

 

 

年代別

 

 

というのがあります。

グランプリだから・・・というのもあるかもだけれども、であるならば何故

 

 

宝塚記念

 

 

はないんだ・・・っつうね(笑)

 

 

 

 

四角グリーン1950~60年代

 

シンザン

 

 

四角グリーン1970年代

 

テンポイント

 

 

四角グリーン1980年代

 

オグリキャップ

 

 

四角グリーン1990年代

 

トウカイテイオー

 

 

四角グリーン2000年代

 

ディープインパクト

 

 

四角グリーン2010~20年代

 

オルフェーヴル

 

 

この6頭の共通項は、有馬記念が

 

 

ラストラン

 

 

となったことかなぁと思っていて。

テンポイントだけは年明けの日経新春杯で骨折してしまったので、結果最後のレースになってしまった・・・ということになりますが、他の5頭は有馬記念が引退レース。

だから来年の有馬記念は引退レースとなるお馬が

 

 

花道を飾る

 

 

のかなぁと。

 

 

別格中の別格

 

 

の存在であるオグリキャップはともかくとして、『グレード制導入後』の80年代以降の3頭は

 

 

ダービー馬

 

 

でもありますし。

 

 

ドウデュース

 

 

は来年の有馬記念が引退レースになるのかもしれないなぁ・・・そんな

 

 

妄想

 

 

を今から抱いておりまする。

誰もが有馬記念で花道を飾れるわけではない。

それは

 

 

特別な存在

 

 

なわけで。

ドウデュースがそうなるといいなぁ。

なんといっても、おどうくんの”パートナー”が特別だからラブラブラブラブラブラブ

今年のカレンダーの表紙はルメール騎手でした。

 

 

 

 

2年ぶりに

 

 

リーディングジョッキー

 

 

へと返り咲き、大活躍でしたね。

そして裏表紙はユタカさん。

 

 

 

 

有馬記念の結果を鑑みると、これは

 

 

有馬記念で復活

 

 

・・・を示唆していたのかしらん?

きっとそうだろなぁ。

だから

 

 

 

 

だったのだと思うし。

つまり

 

 

最後は・・・

 

 

ということだったのかと。

 

 

赤帽

 

 

だしねぇ。

それにしても。

どうやって抽選しているんだろか?

なんだってうまい具合に3枠に入れたのかしらん?

まいっか。

そっとしておこう。

で。

来年も表紙がルメール騎手。

 

 

 

 

また来年もルメール騎手なのでしょか?

いいえ。

 

 

2年連続同じことはしませんっ!

 

 

では来年はどこに注目すべきか?

きっとコピーの

 

 

史上、唯一。

 

 

これってもう

 

 

武豊騎手

 

 

のことだと思う。

絶対そうだと思う。

だってユタカさんの存在自体が

 

 

唯一無二

 

 

だし。

もっと言っちゃうと

 

 

HERO IS COMING.

 

 

 

 

HERO

 

 

 

 

武豊騎手

 

 

のことだと思う。ウシシウシシウシシ

もうリーディングジョッキーにはなれないと思うけれども。

でもきっとまた感動させてくれると思っている。

有馬記念の口取での、ノーザンF吉田勝己さんの満面の笑顔が忘れられない。

いいでしょ?

やっぱり武豊はステキでしょ?

カッコいいでしょ?

だからもっと乗せてください。照れ

来年はJRA創立70周年だし、阪神競馬場が閉鎖されるしw、なんといっても

 

 

ダートグレード競走

 

 

の新しいレールが敷かれることになるし、色々、色々、変更事項多数ですね。

いつまでも番組が正常に戻りません。ニコニコ

ホープフルステークスでは

 

 

牝馬

 

 

が勝ったようで。

朝日杯だけだった頃から見ても牝馬が

 

 

牡馬混合の2歳G1

 

 

を勝った記録はあるんかしらん?

あとで調べてみようっと。

少なくとも朝日杯3歳ステークスからフューチュリティステークスにレース名が変更されてからは1度もないはず。

来年は波乱な1年になるのかしらん?

 

 

史上、唯一。

 

 

だから、ダービーがどんな展開になるんか楽しみ。

 

 

史上唯一のダービー馬

 

 

とはどんなダービー馬になるだろか?

でも今年のテーマが

 

 

名コンビ

 

 

だったのにダービーでは

 

 

テン乗り

 

 

のレーン騎手が勝ったからwww、クラシックは関係ないのかも?

いや。

でも油断大敵だわ。

ホープフルステークスを勝った

 

 

レガレイラ

 

 

 

 

  • 桜花賞
  • 皐月賞
  • オークス
  • 日本ダービー

 

 

のクラシック4レースに登録がある。

あらやだ。

どちらへもイケル感じなのね。

すごく期待されているではないかぁー!びっくり

おっ。

記事を調べてみたら

 

 

皐月賞

 

 

へと照準を合わせる可能性が高いらしい。

なるほど。

ルメさんの

 

 

牡牝ダービー制覇

 

 

なのかしらん?

実現すればきっと

 

 

史上初

 

 

でしょね。

 

 

史上、唯一。

 

 

だわ。

ユタカさんだってないもの。

ユタカさんがやっていないことはしてほしくないけど(爆)

でも来年はそういうことが多々起こりそう。

とはいえ。

『パワハラ問題』で世間を騒がせてもダービーを勝てるようになるのかしらねぇ。。。はてなマークうーん

そういうのを全部なくして

 

 

馬優先

 

 

で考えるのかしらん?

まぁ、給付金問題の渦中にいた方も春天を勝ちましたし。

でももし本当にレガレイラがダービーを勝つようなことがあれば

 

 

日本ダービー

 

 

の価値も

 

 

地に落ちた

 

 

もんだなぁと、思わざるをえない。

まぁ、勝手に

 

 

妄想

 

 

を広げて勝手に文句を言っても仕方がないけれども(爆)

牝馬のダービー馬ではなく、何か

 

 

史上初

 

 

な出来事なのかもしれない。

ジャパンカップの結果も、イクイノックスが勝って

 

 

獲得賞金歴代1位

 

 

となりましたし、これも

 

 

史上、唯一。

 

 

な結果ですもんね。

来年はそんな年なんだろなぁ。

おどうくんの活躍が楽しみでしかたがありません。

 

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。m(__)m

 

さて。

話は変わりまして。

今年も伊勢神宮へ行ってまいりました。

お伊勢参りに伺うようになって何度目になるだろか?

今回初めて、内宮の神馬ちゃんにお会いできましたぁー!

 

 

 

 

外宮の神馬ちゃんは馬房にいる時間が決まっているのでその時間に行けばお会いできるのですが、内宮の方が決まっていないのです。

だから会えたらラッキーなんだとか。

皆様にもラッキーのおすそわけ音譜

 

 

 

そんなこんなで。

今年1年ブログを読んでいただき有難うございました。

心より御礼申し上げます。

そして来年の2024年という年が皆様にとって幸多き1年となりますよう、心より祈念しております。

 

最後に有馬記念についてのお気に入りの回顧記事を置いておこうと思いますー★

 

 

 

 

「もはや“神騎乗”!」なぜ54歳の武豊とドウデュースのコンビは有馬記念で劇的復活勝利を手にすることができたのか?
 

2023.12.25 06:21

 


2023年の総決算レースである「第68回有馬記念」(GⅠ、3歳上、芝2500m、1着賞金5億円)が24日、中山競馬賞で行われ、2番人気で武豊(54)が騎乗したドウデュース(牡4、友道)が鮮やかなマクリ差しを決めて優勝。

昨年の日本ダービーに続くGⅠ3勝目を挙げた。武豊騎手は、GⅠ最多81勝とし、最年長GⅠ勝利記録も更新、有馬記念で最多タイとなる4勝目を挙げた。

10月に負傷したレジェンドがドウデュースと3戦ぶりに再タッグを組んでの劇的な復活劇。

そこには衰えを知らない名手の神髄が凝縮されていた。


 「僕もドウデュースも帰ってきました」

 
心が通い合っている名コンビが暮れの大一番でドラマチックに復活を遂げた。

まるで用意されたシナリオでもあるかのよう。

ともに傷ついた人馬が役者の違いを見せつけ、中山競馬場につめかけた5万人を超えるファンの喝采を浴びた。
「僕もドウデュースも帰ってきました。メンバーはそろっていましたが、ドウデュースが一番強いと信じていました。ラストの脚はいいものを持っているので、それに賭けていました。やっぱり競馬はいい。メリークリスマス!」


有馬記念では最多33度目の騎乗。

過去に1990年オグリキャップでの感動のラストランをはじめ、これで最多タイ4勝目となる。

特にクリスマスイブにはめっぽう強く2006年ディープインパクト、2017年キタサンブラックに続いて今回で3度目となる。

「帰ってきました」という冒頭のセリフは2013年、ケガの影響でスランプに陥っていた際にキズナで日本ダービーを制覇したときに語ったのと同じ。

今回、ファンも待っていた決めゼリフでもあり、ユタカ・コールに応えるリップサービスでもあった。
 

 

もはや“神”の域にある名手の技がさえた。


 

レースは予想通りラストランとなるタイトルホルダー(牡5、栗田徹)が先行。

前半1000メートルを60秒4とリズム良く逃げた。

そして場内をどよめかせたのが、“死の枠”とされた8枠16番からスルスルと前に出たスターズオンアース(牝4、高柳)だ。

クリストフ・ルメールが、好スタートから昨年の牝馬2冠王を2番手につける思い切りのいい先行策を取ったのである。
だが、思った以上にペースが上がらない。

すべてが武豊の想定内だった。

武豊は、3枠5番から、ドウデュースを静かに出すと抜群のテクニックを発揮して序盤は折り合いに専念。

後方に構えて末脚を温存した。
1番人気に支持されたジャスティンパレス(牡4、杉山)はタイミングが合わずにスタートで出遅れて最後尾に回った。

本来ならば、もうひとつ前に持ち出したかったのだろうが、武豊が、そのポジションにいて抑え込んだ。
ドウデュースは息を殺すかのように冷静に機をうかがう。


 

「道中は少し元気が良すぎるところがありましたが、我慢できました。

残り700メートルぐらいからこの馬の末脚を引き出すことだけを考えて。

4コーナーを回るときの脚が良かったので、なんとかなるかなと思っていました」
 

 

3コーナー過ぎからロングスパートを仕掛けて4コーナーから内へ斜めに切れ込んだ。

距離のロス最小限に抑えながら先頭集団を射程圏に捉えた。

スターズオンアースとタイトルホルダーに並び駆け、並んでからは、右ムチを入れ、ドウデュースの闘志を駆り立てた。

そしてゴール寸前で2頭を差し切った。
ジャスティンパレスも懸命に追いかけたが4着に散った。
横山武史は「ドウデュースが相手だと思ってうまくマークはできたが、コーナーリングでギアが上がっていかず、ついて行けなかった」と肩を落とした。

 

武豊の手綱がそれ以上のドウデュースの強烈なまくりの脚を導きだしたということだろう。
健闘したものの2着に終わったルメールは

「枠は関係なかった。

いいポジションが取れ、道中はマイペース。直線も頑張っていたが、最後で内へもたれた。その分の差」と敗者の弁。

レース後は武豊と握手し互いの健闘を称え合った。

 

 

「ダービーの後、苦しい思いをしましたが、この馬はこんなもんじゃないと思っていました」


 

人も馬も苦境に立たされ、もがき苦しんでいた。

この秋は天皇賞・秋→ジャパンカップ→有馬記念と3走する復活キャンペーンを張っていたが、あろうことか、その初戦となる10月29日の天皇賞・秋の当日、5レース直後に下馬した際、騎乗馬に蹴られて武豊は、戦線離脱を余儀なくされた。
 

診断結果は右太もも筋挫傷。

もし太ももではなく、膝だったら再起不能になっていたかもというほどの重傷だった。

内出血は1カ月以上続き、たまった血を3回抜いたという。

天皇賞・秋で、急きょ、乗り代わった戸崎圭太とのコンビでドウデュースは7着、続く11月26日のジャパンカップも、武豊は乗ることは叶わず、馬は4着に敗れ、ライバルだったイクイノックスの引き立て役に回っていた。
 

しかし武豊もドウデュースもあきらめなかった。


「彼の存在は心の支えだった。有馬記念は国民的行事。何とか乗りたいと思っていた」
武豊は有馬記念でのコンビ復活を心のよりどころに懸命のリハビリを重ねて12月16日にレース復帰。

1週前の追い切りにようやく騎乗した。
 

来年の3月で55歳になる。
騎手に定年はない。

地方競馬では”鉄人”的場文男騎手が67歳で頑張っているものの、中央では岡部幸雄さんが56歳、アンカツこと安藤勝巳さんが52歳で引退している。

しかし、武豊は、衰えるどころか、今なお進化している。
2010年の毎日杯での落馬後に専属トレーナーのもとで“肉体改造”に着手した。

筋肉は何歳になってもトレーニングさえ積めば維持されるとされる。

問題は、加齢と共に衰える、反射神経、敏捷性、柔軟性の部分。現在、取り組んでいるトレーニングは、その部分の強化に焦点を置いたもの。

元阪神でメジャーリーガーの藤浪晋太郎に、そのトレーニング方法を伝授したほどだ。
復活の最年長GⅠ勝利記録を達成した背景には、いまなお衰えぬ向上心、そしてそれ以上の競馬愛がある。
 

 

「だって、オレは武豊やで」


 

第一人者としての強烈な自負と使命感もある。
今年もブランクがありながら74勝を挙げ、トップ10入り。

そのうちGⅠはこれで2勝目だ。

通算4466勝は、前人未到の歴代トップ。

このペースなら5000勝到達も夢ではないのかもしれない。
勝ったドウデュースは5歳となる来季も現役を続行する。

父ハーツクライが4歳暮れの有馬記念でGⅠ初制覇し、5歳でドバイシーマクラシック勝ち、イギリスのキングジョージで3着と海外で飛躍していることからさらなる成長が期待できる。


日本ダービーを3勝している友道康夫調教師にとっても有馬記念は初制覇。

「ホッとしたのと、さすが武豊」と笑みを浮かべると「また来年、忘れたものを獲りにいこうという話をした」と陣営の思いを明かした。
武豊もJRAから公開されたジョッキーカメラの映像で「すごいわ、この馬。よく我慢した。ありがとうな、ほんま」と喜びを伝え

 

 

「もう1回行こう。フランス行こう」

 

 

と言葉を弾ませている。

悲願は凱旋門賞の制覇だ。

3歳で挑んだ昨年は大雨にたたられ、なにもできないまま19着。

その後、歯車がかみ合わない原因ともなっていた。

しかし名コンビが輝きを取り戻したとあれば、栄光に向け、道なき道を突き進むだけだ。

 

 

 

 

【有馬記念回顧】ドウデュース武豊は何がスゴかった? 2500mで「使い切った」“伝説級”の手綱捌き
 

2023年12月25日(月)11:37 佐藤直文

 

師走の大一番に千両役者が“帰ってきた” ドウデュース&武豊が完全復活
 

有馬記念における例年のテーマは、4歳馬を中心とした古馬勢と、ここで初めて顔を合わせるケースの多い3歳勢との力比較。

今年はイクイノックスが主要レースを勝ちまくっただけに、実績面でそこまでの信頼を得ることができなかった古馬勢だが、一頭飛び抜けていただけの話で、他の4歳馬のレベル自体がけっして低くなかったことを証明する結果となった。

 

ドウデュースは、立ち遅れ気味のスタートで序盤は後方という秋2戦とは違う位置取りとなったが、このあたりは鞍上の計算通りだったろう。

ペースが落ち着いた向正面からジワジワとポジションを上げ、3コーナーからはマクリ気味に進出して直線を向いた時点で前を射程圏に捉えた。

そこからは前だけでなく後続も意識しながらの競馬となったが、2500mでしっかりと脚を使い切り2着馬を凌いだところがゴールだった。

自分の競馬ができなかった秋2戦は、その分だけ消耗していなかったとも考えられるが、やはりこの馬全てを知り尽くした“レジェンドジョッキー”武豊ならではの手綱捌きが、大一番での勝利を呼び込んだと言えるだろう。

現役続行の来年も、大きな期待をかけていいはずだ。