しばらく間が空いてしまい申し訳ありません。

 

 

  読解に役立つ重要語句!

 

ところで、国語を指導するとき、読解において極めて重要な言葉があります。

たとえば、

「文化」=ものの見方・考え方(よって中々変えることができないもの)

「文明」=技術(よってすぐに取って代わられるもの(馬車が自動車など)

「相対的」=何かを比べないと決定できないもの(カワイイとか大きいとか)

「客観的」=自分の意見ではなく数値やデータで示されるもの

 

などなど、です。

読解において、このあたりがしっかり理解できていると文章の理解は深まっていきます。

 

 

  子供に最も重要なものは「自尊心」

そして、上の言葉よりも教える頻度は多少少なくなるような気がしますが、

「自尊心」

があります。

 

「自尊心」とは、自分が尊いものだと思う気持ちです。

「利己心」などとは、全く異なるものなので、注意が必要です。

 

「自尊心」を持つということは、自分を尊いものだと思う気持ちをもつこと。

すると、翻って、「他人」も大切な存在であることに気づいていけるとても素晴らしいものだと、私は考えています。

 

とても優しい人、親切な人、他人をいつも良い気持ちにしてくれる人は「育ちがいい」なんて言われ方をちょくちょく耳にしませんか。

 

大切に育てられ、自尊心が育まれ、他人のことも大切な存在だと無意識に感じているからの振る舞いのように感じます。

 

もちろん、最初に「自尊心」を育むのは親です。

生まれたばかりのころは子どもは存在そのものが絶対的に尊いものです。

 

 

「自尊心」を壊す虐待。 

成績が伸びなかったり、成績が下がった程度のことで、日常的に親に殴られたら、どう思いますか。

子どもは、成績が下がった程度で最も信頼し、頼らなければならない親に痛い思いをさせられる存在だと認識していきます。無意識に近いところで、自分が大切ではない存在だと感じていきます。

 

暴言も同じです。「バカ」だとか「勉強やめろ」とか。

 

私が見た例は明らかな暴力でした。

眼鏡割れて、顔にアザが増えていくのです。

 

度が超えていると思い、親が付き添っていないときに(私の指導は基本的に親御様見学のもとで行いますので)正直に話を聞くと、分からない問題があると父親にボコボコにされると泣きながら話してくれました。

こんな状態では成績、ましてや中学受験どころではないので、お母さまに中学受験をやめましょうと提案しました。

 

子供が「自尊心」を持てていないと感じたら、良い所を褒めましょう。

良いところがありません。なんてい考える方もいらっしゃる方もいるかもしれませんが、ただ一つ言えるのは、今、生きて、そばにいてくれるだけで親御様にとって「尊い」存在のはずです。

 

「自尊心」がまだまだと思われる場合は、

「今日も、元気だね。それだけで嬉しい」と毎日、伝えてみてください。

最初は照れくさいかもしれませんが・・・・・

 

 

 

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親子で挑む中学受験 池田功一朗 (ikyena.jp)

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