今年も早稲田に合格した生徒がいたんでんすが、諸事情によりブログの記事にはしてほしくはないということなので、2022年の早稲田合格の子の再掲になります。
指導は1年間、2月からでした。
四谷大塚の偏差値で50なかったので、早稲田に合格したということは偏差値でいうと15上がったということになります。
本人はのんびりタイプと言っていいと思います。
算数が苦手ということで、算数を中心に指導。
とても真面目に取り組むタイプでしたが、のんびりが故にお母さまがものすごく心配され続けたのが一番の印象です。
塾の算数の質問に答えてから、私が用意した問題を隣でといてもらうという私のいつものスタイルでの指導でした。
何回かこのブログでも書いていますが、効果が圧倒的に低い指導は解説だけ指導です。
解説だけ指導を希望される御家庭は少なからずいらっしゃるのですが、それでは成績があがりませんと伝えるようにしています。
最も効果があるのは、となりで生徒が解いている姿を見て、そこから分析しての指導です。
解説だけ指導は成績を上げる指導ではないと考えて構いません(特に算数と理科)。
で、この生徒の場合、最初に塾で行ってきた問題の解説をするのですが、
その問題が難しすぎるんです。
難関中学でも勝負を決めない難問ばかりの質問なわけです。
難しすぎるのでそれは、私に質問がまわってくるのですが、その問題は偏差値50の生徒がやる問題ではないわけです。偏差値で言うと65以上はないと全く歯が立たないような問題です。
なので、このような問題が解けるようになるためには、「四科のまとめ」でいうと、これこれこの問題を完璧に理解してください!みたいな指導がしばらく続きました。
偏差値帯に関わらず、「四科のまとめ」は全塾の方にやっていただきたい(サピックスの上位生は除く)
早稲アカは四科のまとめを購入させるんですが、算数の四科のまとめは購入させないという暴挙に出ているので気を付けてください。
指導後半は塾の学校別対策の解説+過去問を私の見ている前で解いてもらうということをしてもらいました。
確かに算数は苦手でしたが、バカみたいに難しい問題はどうでもいいので、この生徒の実力からすれば解けるであろう問題をチョイスし、演習解説を行うことを続けました。
塾の学校別対策講座は難しすぎる場合が多いです。
この生徒の場合も実はその難易度に対応できずに学校別対策模試(早稲田)では合格可能性30%、40%、25%をたたき出していました。
ただ、四谷の合不合判定テストでは70%を出せていました。
早稲田レベルになるとかなりの難問が出題されます。
ただ、それは勝負を決める問題ではありません。
自分の実力の範囲内の問題を正解する。それで合格するのです。
バカみたいに難しい問題ばかりに取り組んでいたら合格はむずかしかったかもしれません。
親御様さま対応というのは、家庭教師のかなりの比重をしめる重要な仕事です。
とにかく親御さまが心配されていました。
「全落ちしたらどうしましょう」
「コロナになったらどうしましょう」などなど
それなりの偏差値を出して、それなりの学校を選択していれば全落ちなんて事態は絶対におきません。
ただ、中学受験になれている親御様はいらっしゃらないので、そこは丁寧に説明させていただきました。
結果は、栄東、大宮開成、早稲田、城北の全勝でした。
それなりの偏差値を出し、しっかり対策を行えばしかるべき結果です。
※段階的に今期2月からの生徒を募集していきます。
月曜日:16:00~18:00(16:30~18:30)
場所:東京23区(川崎市・横浜市ならば23区以外でも可)
下の「指導依頼」からお願い致します。
水曜日:16:00~18:00(16:30~18:30)
場所:東京23区
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