苦労しました
「紙芝居営業」の吉見さんがモデルの物語はこちらに連載中です。
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0809/18/news025.html
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2008年9月18日(木) 曇りときどき雨
ということで、今日こそは休もうと思っていたのだが、結局休んだのはメルマガだけだった。
デスクトップPCのネットワーク設定に追われていた。
有線LANはケーブルをつなぐだけで、問題なかったのだが、無線LANがダメ。
新しく買ってきた無線LANアダプタでも、以前からのものと全く同じ現象でつながらない。
どういう現象かと言うと、IPアドレスを自動取得しようとすると、とんでもないIPアドレスがセットされてしまう。
詳しくない人のために分かりやすく書くと、IPアドレスには、サブネットという概念があり、同じサブネットでないときは、DNS(言葉だけは知ってますよね?)というアドレス解決サービスがないと機器同士が通信できない。
IPアドレスは、IPV6という最新のものであれば、世界中の機器(PCだけでなく、携帯でもカーナビでもプリンタでも)すべてにアドレスをつけても、なお余りあるぐらい数がある。しかし、まだ普及していない。現在のIPアドレスの体系だと、数が足りなくなる。もともとアメリカの国防省と大学が作った体系なので、彼らが使えるだけあれば十分だったのに、思いがけず世界中に普及してしまったせいだ。
本来は、世界に1つであるべきIPアドレスなのだが、このことを解決するためにローカルアドレス(プライベートアドレスという人もいる)というものを発明した(発明というが、元から考えていたのかもしれない)。
通常、家庭でLANを構築する場合、各機器には、192.168.1.xxxというアドレスがついていると思う。これはクラスCのローカルアドレスと呼ばれるもので、xxxは1から255まで、つまり255台までの機器が接続できることになる。家庭のみなならず中小企業でも十分な数である。
この場合、192.168.1の部分がサブネットと呼ばれる部分で、要するに家庭のLANにあるPCであれば、192.168.1.xxxというIPアドレスでないと通信に支障があるということである。
クラスCというからには、他にもクラスがあるが、そこまで語りだすと日記の範疇を超える。向学心のある方は下記を参照されたい。
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/network/baswinlan008/baswinlan008_01.html
説明が長くなった。
通常は、ルータという機械がDHCPというプロトコル(通信規約)でPCのIPアドレスを割り振ってくれる。外出先で無線LANにいきなりつなぐことができるのは、これのおかげだ。そうでないと手動で自分のPCのIPアドレスを設定しないといけない。
で、ルータの機能でIPアドレスを割り振ってもらおうとしたら、なぜかルータは気付いてくれず、192.168.1.xxと振ってほしいのに、どこの誰だか知らない機械かソフトウェアが204.168.34.56のような不適当なアドレスを振ってくる。
しかたがないので、手動で設定すると、画面上のインジケータは正常になるのだが、通信は全くできない。
普通手動で設定して接続できないなんてことはまず起こらない。
あるとしたら何かが故障している。
最初は無線LANのアダプタを疑った。それで新しいものを買ってきた。でも、同じ。
となると自然と疑うのはPCである。そもそもクラッシュして、リカバリしたばかりのものである。工場出荷時の初期設定に戻したが、壊れていないとはいえない。それに隣のノートPCは無線LANが使えている。
そこで、ヨメが使っているPCに新しく買ってきた無線LANのアダプタをつないでみた。結果は全く同じ現象。
ここまで来て、初めて無線LANの親機であるルータを疑った。ノートPCで無線LANが使えているのは、昔からつないでいるからで、新しい機械が認識できないような何らかの故障、あるいは相性の問題があるのかもしれない。
清水の舞台から飛び降りるぐらいの気持ちで、新しいルータ(一番安いやつだが)を買いに行った。
正解。一瞬でつながった。結果オーライである。
3日間、ノートPCで仕事をしながらも、デスクトップが気になって生産性が上がらなかったが、これでようやく仕事に専念できる。
根本的解決とは言いがたいが、まだまだ現場感覚は残っているようである。いや、現場での問題解決なんてこんなもんであり、最後は何とかした人が偉いのです。
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