ソフトボールの強さの秘密は、監督の素晴らしさにあった!
メルマガのバックナンバーを読めないようにしたので、今日のはいいなあと思った(自社比べ)のは、こうしてブログにコピーさせてもらっています。
最近多いのは、そのせいです。
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第43回 斎藤監督の素晴らしさ
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おはようございます。突破口です。
みなさん御存じでしょうが、ソフトボールへの強化費が95%削減さ
れました。
これに関しては、いろいろご意見があるでしょう。
それ以前に、この「強化費」とはどういうものなのか、まったく説
明がないので論評のしようもないという人もいるでしょう。
新聞やテレビを見る限りでは、なんとなく国から支払われるもの(
つまり、元は税金)で、そのランクはJOCが決めるものというよ
うなものと思われます。
この前提で、今日のメルマガは書かせていただきます。詳しい方が
いたら、ぜひ教えてください。
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◆簡単に状況をまとめると
ソフトボールが金メダルを取って、日本中が感動につつまれたのは
記憶に新しいところです。
次のロンドン五輪では正式種目でなくなるため、ひとつの区切りで
あったのも、感動をひとしおにしました。
ところが、金を取ったにも関わらず、「強化費」が9000万円(約1億
円という記事もあり)から300万円に減らされるというのです。
冒頭にも書いたように、この「強化費」というのが、どういうお金
なのかなぞなのですが、ここでは国からの援助と捉えておきます。
強化費の額は、どうもJOCが決めるランクによって決まるようで
す。
ソフトボールは金メダルの有力候補につき、今までは特Aという最
高ランクでした。ところが、ロンドンでは正式種目でなくなるので
Dに落とすとのこと。
これはルールであるわけです。少なくともJOCの態度に責めるべ
きところはないのじゃないかと思います。ルールを守って、他の競
技との公平性を保っているのに文句を言われるのは、ちょっとかわ
いそうじゃないかと。
#まあ、でもそのうちある理事が特定の種目に入れ込んでいて、そ
ちらに回したなんて話になり、論点がずれていきそうな気もしま
す。
ところが、テレビの街頭インタビューを受けた人たちは、軒並みソ
フトボールの強化費が減らされるのは、変だとか、かわいそうだと
か言うわけです。
日本では、ルールを守るとか、公平にやるとかということが美徳で
はなくなったのでしょうか?
つづきは、CMの後に。
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◆たしかにスポーツというのはお金がかかる
他の局の取り上げ方は見ていませんが、少なくともフジテレビの論
調は、強化費を減らすのはおかしい、のようです。
だから、街頭インタビューも自分たちの論調と合う意見だけ取り上
げている可能性は非常に高い。ただ、フジテレビと同じ意見が多数
派という気はします。
切り捨てるような書き方になりますが、要するに他者依存的な生き
方をしている人たちが多いということです。
なにかあると政治が悪い、会社が悪い、地域が悪い、学校が悪いな
どと言いがちな人たちです。
とはいえ、今回のオリンピックでフェンシングが躍進したのは、あ
る企業家が多額の寄付をしたおかげと言われています。お金がある
方がないよりいいのは分かり切っています。
海外遠征を1回やれば、多額のお金が出ていきます。
9000万円が300万円になるのは、日本のソフトボールの火を消すこと
になるのかもしれません。
◆ただ、考えてみてください
日本の食糧自給率が40%を切ったと大騒ぎです(ぼくの子供のころ
から30%台だったような気がするんですが・・・ああ、でもそれは
穀物自給率だったかも)。
その原因は、補助金のばらまきで、コスト競争力を失ったからだと
言っているのも同じマスコミなんです。
もちろん桁が違います。農業への補助金をなくせば、消費税は必要
ないという、すなわち数兆円の予算がばらまかれているという論者も
います。それでも昔に比べるとだいぶ減ったと農業関係者は騒いで
います。
ソフトボールはたかだか9000万円(この額を聞いて、少ないなあと
思った人も多いと思います)。比較するのは飛躍かもしれません。
でも、ぼくは安易にお金を出すのは反対です。逆に弱くなるかもし
れないとさえ思います。
バレーボールが良い例です。日本バレーボール協会は、テレビ放映
やグッズ販売などで巨額の収入を得ているはずです。また、実業団
も一時期ほどの華やかさはないとしても、日本有数の企業ばかり。
協賛金も結構あるはずです。
今回のオリンピックでは久しぶりに男子が出場するなど、復活の兆
しもありますが、世界レベルとは程遠い。
お金ではないってことです。というよりマスコミに露出して、協会
がうるおうようになってから、日本のバレーはどんどん弱くなって
いったと思うのです。
また、そもそも国が出すというのもどうかなあと思います。
中国や旧ソ連や今は亡き東ドイツのような国を日本は目指すのでし
ょうか?
ぼくは、はっきりとそれは嫌です。
◆だからこそ、斎藤監督はさわやかで素晴らしいと思った
さて、フジテレビは今朝のめざましテレビで、斎藤監督の電話イン
タビューを敢行しました。きっと減らされて悔しいというような意
見を聞きたいと思ったのでしょう。質問もかなり誘導的でした。
しかし、斎藤監督は、減らされるのは確かに痛い(この部分は無理
やり言わされた感がありました)けれど、今までの強化費に感謝す
るのみだと言っていました。
素晴らしいと思いました。この監督の下だからこそ、金メダルが取
れたんだと思ったほどです。
自分に恃(たの)むということがどいうことか分かっている人だと
感じたのです。
こういう人が、トップに近い所にいるソフトボール界は健全だし、
これからも強いだろうと思いました。
こういう考えであれば、応援したいからとお金を出す人や企業はた
くさん出てくると思います。9000万円なんてあっという間だと思う
のです。こういった善意のお金を無駄使いしないだろうという信頼
感もあります。
◆人に頼らず、自分に恃む
振り返ると、ぼくは他者依存的な人間でした。
プロジェクトがうまくいかないときは、自分のことも責めましたが、
その分周りのせいにもしました。
今思えば、これでは何も解決しないのは明らかです。自業自得だった
わけです。
自分がいま、どんなに孤立していると思っていても、陰で応援して
くれている人は必ずいます。家族がそうだったりするし、プロジェ
クトの関係者じゃない人でそういう人がいるかもしれません。また、
上司の支援だってゼロではないはず。
そういう人たちは、あなたを思ってくれる分だけ、厳しいことも言
う。だから感謝を忘れてしまいがちです。
まず、そういう人たちを思い出して感謝すべきです。
そして、自分を恃むということを思い出しましょう。そうすれば、
必ず支援してくれる人が現れます。
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■まとめ
●他者に依存せず、自分に恃めば、必ず応援してくれる人が現れる
●厳しいことを言うのは、あなたを思ってくれるからこそ。感謝し
よう
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■今日の用語
ありません。
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■編集後記
昨日のブログで告白しました。このメルマガは自分に言い聞かせて
いるのだと。
親しい人は、みな分かっていることですが、最近知り合った人の中
には、ぼくのことを立派な人間だと感違いする人もいて、少しこそ
ばゆくなったからです。
ようやく自分に恃むということが分かった程度の人間なんです。
だからこそ、一緒に成長していけるのではないかなとも思っていま
す。一緒にがんばりましょう。
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