中野坂上のニューフェイス カナピナ カレー馬鹿109
おもてなし度 ★★★☆☆
中野坂上駅直結のサンブライトビル、ハーモニータワーの地下1階には飲食店が十数軒ほど軒を連ねていますが、西新宿の高層ビル群の飲食店ほど知名度が上がらないのはなぜでしょう？
まあ、地元民の贔屓目で見ても、オリジナリティの低さは否めません。わざわざ食べにほどの店がないのが実情です。
さて、そんな一角で地元民の名声を得ながらも撤退してしまったイタリア料理店の跡地に、ネパール系のインド料理店がオープンしました。
カナピナ ……「食事と飲み物」という非常に分かり易い店名のこちらは都内で5店舗を構えているそうです。
前店の名残りでしょうか、店内が素晴らしく小奇麗！蝶ネクタイをした店員さんもとても礼儀正しい！好印象です。
食事はまあ想定内の味と言わざるを得ませんが、全体的に丁寧さが感じられて、手は抜いていないという印象でした。
もちろん、日本人用にマイルドアレンジされているので、本場の味とはだいぶ違うのでしょうが。（辛口にしても全く辛くありませんでした）
期待以上にいい店です。ぜひ、末永く坂上で頑張ってほしいものです。
タイカレーをカフェ風にした感じ チャントーヤ カレー馬鹿110
おもてなし度 ★★★☆☆
どなたかが書かれていた通り、まったくヤミツキカレーの如きカレーのラインナップ。
あちらも女性人気が高いようですが、こちらも正しく女性客ばっかり。
このカフェ的なインテリアと間の取り方が女性の心をキャッチしているのでしょうね。
さて、お味の印象も正にヤミツキばり。
ココナッツミルクとトマト、そしてパクチーがふんだんに使われて出来上がる味です。
かの渡辺玲氏が仰られているように、ココナッツはどんなものでも美味しく変えてしまう万能調味料です。
ですので、タイカレー店で外れを引くことなんてほぼないですよね？大体美味しく頂ける……
つまり、こちらのお店の実力は、……測りかねます。
「美味けりゃいいじゃん！」
確かにその一点だけなら、文句なく十分に美味しいお店です。
憧れのバリもカレーを食すのか!? バリラックス カレー馬鹿111
おもてなし度 ★★★☆☆
新宿野村ビルには、かのラ・ベットラの暖簾分け店やハシヤなど名立たる飲食店が揃っています。
その中の一つに、まさにリゾート、まさにバリを彷彿とさせる面構えのお店があります。『バリラックス ザ・ガーデン』です。
誘われるかのように店内へ導かれれば、様々なテーマを連想させるブースが次々に現れ、まるで夢心地です（大袈裟！）。
私たちが通されたのは、噴水脇の大きなテーブル。隣では同じサイズの4人掛けテーブルで女性一人が食事をされていました。人数に合わせて窮屈な席に通さない配慮は大箱ならでは。
さて、メニューを見ればカレーがあります！ガパオやナシゴレンと言えばタイ！フォーと言えばベトナム！何となく拍子抜けしてしまいました。
バリ独特の料理がないのか、ランチだからのラインナップなのか？
どれも味の想像がつくものばかりなので、カレー馬鹿としてはカレーをチョイス！妻にはほんのりバリっぽいセットをオーダーしました。
カレーアヤム1000円
バリ風チキンのイエローカレー
まあ普通です。特筆するオリジナリティはありません。
カレーは全く辛くなくてぼやけた印象ですが、チキンレッグがドンッとあるので救われます。ココナッツが強い反面、塩気が控えめなので、ライスと食べるのはちとしんどいですね。
店の雰囲気が抜群なので、デートには最適ですよ！
確かに唯一無二のスープカレー モンスナック カレー馬鹿112
新宿紀伊国屋書店の地下ではるか昔からあるカレー店。何度か入ろうかと思ったものの、スープカレーだというので気が乗らず素通りしてきました。
でも、いつでもお客さんで溢れているんですよね。
きっかけはカレーおじさんのレビューでした。唯一無二の美味さがあるという。
暖簾を潜ってみて分かったのは、サービス満点だということ。
カツカレーもビーフもポークも100円引きで提供されています。
これは、ポークもカツも味わえるカツカレーしかないでしょ！
一見シャバシャバの欧風カレーで、ただ水気が多いだけかと思いきや、これでもかって言うほどしっかり出汁が効いてます！
なるほどこれは美味い。飲んでも飲んでも飽きが来ません。
札幌発のスープカレーは独自性があって秀逸ですが、モンスナックのスープカレーもありですね！
さすが日本最古（？）の元祖スープカレーです！
カナピナ 中野坂上店
（インドカレー
/ 中野坂上駅
、西新宿五丁目駅
、西新宿駅
）
昼総合点★★★☆☆ 3.0