おもてなし度 ★★★★☆
まだ直にお目にかかったことはありませんが、南インド料理で著名なラマナイヤシェフが営む銀座のアーンドラ・ダイニングの姉妹店が御徒町にあるんですね。
さぞかし美味い料理に出会えることでしょう。
驚いたのは、まだ1時台にも拘わらず、お客さんの少ないこと!2名しかおりません。……なんて懸念はすぐに払しょくされました。私たちが入店後、すぐに満席になりました。
それにしてもイメージ先行の恐ろしさ。銀座店のイメージが強かったので、これほど狭く、これほど簡素なお店だったとは意外も意外でした。まさに街の食堂です。
嬉しいのは、ランチでもドーサが食べられるところです!お聞きしたところによると、こちらのシェフはドーサの名手らしいですからね。ただし、カレーは3種からしか選べません。
今回はこのようなオーダーをさせて頂きました。
手前のカレーから、「マトン・ド・ピアザ」「ダル・パラク」「ハイデラバード風チキン」です。
一回り小さなコトリはサンバル(豆と野菜のスープ)、さらに小さなコトリはゴマのチャトニーです。
なぜ、カレーが3種類並んでるかと言うと、日本人の店員さんが間違えて提供したものをサービスしてくれたからです。ラッキー!!!
さらに、ラッサムまでサービスしてくれました。ありがとう!
ドーサの中にはジャガイモの炒め物が挟んであります。(これをマサラドーサと言うんですね)。ドーサは発酵が弱いのか、酸味が弱めでわたし好み。
さて、カレーのお味ですが、「マトン・ド・ピアザ」はピーマンが入っているのでピーマン臭がマトン臭に勝ってしまっています。ちょっと意外。
「ダル・パラク」は豆とほうれん草のカレー、「ハイデラバード風チキン」はアーンドラプラデシュ州の首都風ということですが、何が特徴なのかはよく分かりませんでした。
北インド料理に馴染んでいる身としては、油控えめな点に物足りなさを感じなくもないですが、どれもがいいお味!
逆に、南ばかりを食べていたら、北は食べられなくなるかもしれませんね。
ランチではこの店の実力は測れないでしょうが、片鱗は垣間見れました。
アーンドラ・キッチン
(インド料理
/ 御徒町駅
、上野広小路駅
、仲御徒町駅
)
昼総合点★★★★☆ 4.0