ラ・インペローサの香りと共に~ 『・・・・仕事の選択や方向性、全体への貢献度も重要な要素となる。一定収入を確保させながら戦士たちに巨大な何かを追わせるのは至難の業だが、君ならデキると信じる。 また、時間がかかったために崇高なビジョンが水泡と化した歴史も、私は幾度となく見てきた。プロの戦いとは、実力や持ち駒の、掛け算や足し算で行うものではない。約束された勝利とビジョンに向けて、割り算と引き算で確実に遂行してゆくものだ。そんな中でも、各業種別に、違法性や判例、議会やプレスのムードを知り尽くし、二重三重の防護も行ってくれ。 今後も、外部のワンダーランドからみれば「異常」で「法外」な期待と要求を、君に突き付け続ける! 君という騎士に一方的に期待し、信頼する私を許したまえ。その時点で、君はすでに使命を帯びた栄光の騎士。そのナイトの誇りで、余すことなく世界を照らせ。もし、その強い光に耐えられぬ世界なら、迷うことなく、焼き尽くしてしまえ!  しばらく急激に忙しくなる。恐らくこれが、今年最後の私のコトバとなるだろう。君が認定したナイト諸君には、このコトバを転送し、それをもって今年、私が吹きかける最後の息吹とする。無力で愚かな王を許せ。 いつの時代も、愚鈍な王を、歴史に名を残す英雄的な騎士たちが助け、歴史は動かされてきたのだ。  ペルセピオン誌のインタビューでシチリアのJは語った。「誰もが知る私の前職は、多くの人に過酷な仕事だと考えられているだろう。だが私は、こっち側に来た瞬間に叫んだものだよ。おれはなんという世界にきてしまったのだ!と。スリルと冒険とプライドと快楽にあふれたこの世界のことは、来たことのない連中には説明不能だよ。ま、こっちには、説明しようとする気も、さらさら無いが……。まったく、そういう気はないな」。。。。』

ある朝、目を覚ますとラップトップの電源が入っていてメールが一通届いていた。。。。(message:from D)。。。『頼むゾマサユキ。「D」の鼓動は着実に伝わっているハズ。野心を剣のように磨き続けば、体力や知力も簡単に覚醒する。銃弾と鎧を取り戻して戦場に戻れ。そして未来を撃て!   君の家族や同僚とは違った次元を、君に期待している。私はこれまで通り、一方的に人を愛し、信じる。その事について誰にも異論を挟ませる事はない。動き出すタイタン、シンジケートを巡る冒険、始まったばかりの生命起源を辿る壮大な旅……  戦場はおまえを必要としているし、どのみち、この星からは逃げ場がなくなろうとしているのだ。今年は劇的にコンタクトを増やせると思う。頻繁に連絡してオレを狙撃してくれ。』。。。。。。。。。。この言葉達に胸を貫かれない奴はいないだろう。脳内のシナプスが、セロトニンが、アドレナリンが、全ての脳内麻薬が鼓動してくる。。。幾人かのワンダーランドの住人がリアル・ディールに挑んで行く。昔の己。。。モーフィアスよ。。マトリックスの世界。。。に戻り、戦うことが使命だと。。。言うのか。。。

ある夜銀座の街を歩いて4丁目にあるLA CASA DEL HABANOに向かっていた、その時携帯が鳴り、「ウェイ、ニーハオ!」と聞き覚えのある声が耳に響いてきた。昔、海外にいた頃知り合った中国人の劉であった。彼は、日本国内大手電機メーカーのグループ会社の中国現地法人に属し、田町の本社で仕事をする為に日本へやってきたのだと言う。米国では、共に勉強し、がんばってきたアジアの仲間のひとりである。時には若気の至りでハーブをやって、悪さを共にしてきた朋友(パンヤオ)でもある。一時間後、銀座の並木通りにあるBarで再会し、最初はよく飲んだワイルド・ターキー12年のショットを一気に飲み干し、内臓の各パーツの存在を確認するように、お互い過ごした過去の時間も確認しあった。その後、場所を変えダンカンテーラーのショットを飲みながら、私はコイーバ シグロⅥ、彼はコイーバ ロビュストスの紫煙の歪みを見つめながら、コモディティのことを話した。彼等は、やはりゴールドに対する思いというか概念が日本人とは異なり、非常に身近でなものであるというのが分かる。お金に関する意識も日本人のそれとは異なることを改めて認識した。昔 教授が『中国は、社会主義を目指す資本主義国家であり、日本は資本主義を目指す社会主義国家である』という言葉が思い出された。彼は、福建省の友人も多く、蛇頭関係の話では神戸の広域指定暴力団が東京に進出してきていることから、六本木、池袋、新宿には気をつけたほうがいいと語った。。。その後、私に仕事の電話が入り踵を返した。。。