今年度に入り、上半期でIPO(新規株式公開)の銘柄の約9割、現時点で初値を下回っている。特に大証ヘラクレスでは 27社上場したが、初値からの下落率が50%と・・・いかにも東証マザーズと同じく、上場する企業の時価総額が小さいため、ボラティリティ(変動率)が大きくなる。そのためリスクを取りに行くディーリング人気も高い。 アメリカでもスモールキャップ(小型株)は今年始めからヘッジファンドが積極的に購入している。ラッセル2000小型株指数も、今年1月から3月まで約14%上昇。同時期、SP500指数も3.7%成績。小型株への投資は、高水準であったが村上ファンドケースから中小のミューチュアルファンドが下落し、一旦大型株にシフトする動きが見られたが、それでも8月末までの5年間のリターンは、年率10.35SP500指数の同4.65%を超えている。さらにマイクロキャップ(超小型株)は、年率11.76%となっていた。小型株の面白さは、値動きにもあるが、小型株が吸収合併に絡むことによるものが大きいと思う。特に起債による資金調達を行うディール。第二四半期の高利回り債の起債額は760億ドル(内:220億ドルは吸収合併による)。