「足るを知る」
という有名な言葉があります。
老子の言葉らしいのですが、
僕は老子を読んだことがありません。
それでも「足るを知る」はきいた事がある。
どういう意味なのか、
勝手に想像して、解釈しています。
やはり、大きくとらえたら
「現状に満足しなさい、感謝しなさい」
という意味なんでしょうけど、誤解を生みそう。
上を目指したり、多くを望んだらダメなのか?
のようにも解釈できてしまう。
僕は、
現状をひとまず満足する。
つまり、
「あれが無い、これが無いと不足感、
欠乏感ばかりに埋もれて生きるな」
と勝手に解釈しています。
毎日、不足感や欠乏感で生きていると自分の身の回りにあるもの、感謝できるものが見えなくなってしまう。
無いものにフォーカスするのは、
その無いものに執着することであり、
執着は心の乱れや穏やかさを失わせることである。
そして、あなたが今手にしているものは、
良いものであれ、悪いと思うものであれ、
すべてあなたが一生懸命望んで手に入れたもの。
それを否定することは、
あなたを否定することになる。
結論
「今あるものにひとまず満足して、感謝する。
不足感を抱いて、執着して生きてはいけない。
そうやって心穏やかに生きているとふと気づく。
もう私は、充分幸せだった。」