大阪にニフレルという水族館があるんです

子供も気にいっていてたまに行くんですけど

この前、上の子が小学校の春休みなので

行って来た時の話です


よく行く水族館なので

どこにどんな魚がいるかも

だいたいわかっています

前回行った時

テッポウウオの水槽で

たまたま餌やりの時間だったらしく

テッポウウオが水をピューッと出して

餌を食べる様子を見て

子供も妻も僕も大大大感動!

先日も、見たいなあなんて思いながら

来たわけです

そしてテッポウウオ水槽に来てみると

飼育員もいないし

餌やりもしてない

お客さんもまばらで

お客さんは隣のドクターフィッシュに

取られてましたね(笑)

テッポウウオが水をピューッと出さなきゃ

ただのそこらへんの魚ですから

子供もボソッと

餌やりしないんかなぁ

みたいなつぶやきもするし

それなら周りにいるスタッフに

いつから始まるか聞いてきなさい!

と行かせました


さて、どうなったか?


餌やりの時間が近かったのかどうか

よくわかりませんが

近くのスタッフから飼育員に連絡がいき

飼育員の方が餌を持ってきて

餌やりを始めてくれたんです

私の子供の行動の結果

テッポウウオの周りには

そこの部屋にいた

20人ぐらいの人が集まってきて

沢山の家族、子供が餌やりを観れたんです

これすごくないですか?

これって、何も考えずにスルーしたら

良かったね!で終わります

でもね

うちの子供は小学校1年生なんですが

水族館のスタッフに自分の意思を伝えるのは

難しくないですが

ちょこっと勇気がいったと思います

その勇気を出したら

知らない20人を幸せにしたんです

何もしていなかったら何も生まれてないわけです

でもうちの子供は勇気を出して生み出した

なんか凄いなあって思っちゃいました


25日から三重、名古屋旅行に行ってきて

さっき帰ってきました

旅行に行くと家族写真撮りたいよねぇ

でも施設のスタッフに声をかけて

撮れないなら

周りの人にお願いするしかないですよね

これね、一人でいる優しそうなおじさんや

おばさんに頼んだらダメです

二人で来ている若いカップル

写真撮って下さいと言えなさそうな

消極的そうな二人にお願いしてみるんです

なぜなら

僕らの家族の写真を撮ってもらったら

その後、写真撮りますよって

お返しに言えますよね

一枚も二人で写真を撮ってないかもしれないけど

僕ら家族が写真をお願いすることによって

写真を簡単に頼める状況が作られるわけです

そうしたら二人のいい思い出の一枚が

撮れるかもしれない

これって

自分の行動が他人を幸せにしている

無のところから有を生み出していると思うんですね


子供に対しても、自分に対しても

自分の行動が他人の幸せを増やしているかどうか?

この視点から考えてみる

どうせ同じ行動を起こすなら

他人を幸せにできる方を選ぶ

この視点って大事だと思います

心が、気持ちが

あったかくなるじゃないですか。

他人の幸せは自分の幸せって

こういうことなんだと思います


最後に

だから、旅行に行った時は

恥ずかしがらずに

男女のカップルに写真をお願いするべきだ

もしかして、カップルって死語?


おわり

んだらばね〜