こんばんわ
タイでは、日常生活でも危険を感じながら生活している。
後ろから来るバイクは、引ったくりの可能性がある。
人ごみではカバンは前に持って、スリに気をつける。
買い物したときのお釣りは、正確に数える。
向こうから近寄ってきた人間は詐欺師。
女性は夜に、絶対一人で歩かない。
タイ人に質問して返ってきた答えは、70%ぐらい嘘だった。
などなど、もっとある。
日本に住んでいると、やはり危機感がない。
疑う事もあまりしない。自分がそうだった。
日本は無防備でいられる。安全で安心感がある。
そこが日本の素晴らしい所でもあるんです。
だけどさすがの日本人も、ちょっとおかしいんじゃないか?
と気付いてきた。疑い始めてきた。
今回の地震がきっかけで、東京電力や全国の電力会社の事。
原子力発電所やその利権。それに群がる人達。
放射能の事、それを伝える政治家の嘘。マスコミの嘘。
マスコミの偏った報道、偏った番組の放送。その他もろもろ。
「何もかも信じられない!」そう思った。
タイでインターネットニュースを見ているけど、俺もそう思った。
たぶん日本国民みんな思った。
やっぱり、人のいう事をそのまま信じちゃいけない。
当たり前のことだけど、個人の発言でも、
マスコミの報道や政治家の発言でも、意図があって発信してる。
事実をそのままというよりは、ある方向にもっていきたいのだ。
だからそれを受け取る僕らは、疑ってかからなければいけない。
世の中の物事は、ほとんどが白黒つけれないグレーゾーン。
国が変われば、正義と悪は真逆になる。
できるだけ情報を集めて、
「俺はこう思う。」って自分の意見を述べなければいけない。
できるだけ情報を得る努力はしなければならないけど、
情報が少ないとしても、自分の答えを自分の頭で考えて、
搾り出さなければならない。
この国難で発見した日本のひずみを、
俺たちの世代が、疑って、自分の頭で考えて、判断して発言していけば、
未来は明るいとそう思う、そう信じたい。
ずっと書きたいと思っていた事が、まとまったので書きました。
今日も最後まで、ありがとうございました。