ここは紫の住む屋敷、夜中です
橙「うーん・・・」
橙は悪い夢でも見ているそうです。
橙「ぎゃ!!・・・なんだ夢かぁ・・・・ん?紫様と藍しゃまのいる部屋に灯りがついてる。何か話てるのかなぁ?」
橙は障子を少しだけ開け、のぞきました。
紫「橙はもう寝たの?」
藍「はい、紫様。」
紫と藍は何か話ているようです。
紫「そう。橙が起きちゃったらマズイから食べてしまいましょう。」
藍「そうですね。」
橙「!?」
橙は怖くなりました。藍や紫が自分の事を食べてしまうのではないかと、震えがとまりません。
そのとき
橙「!?」
橙「藍しゃまがキツネに!紫様がタヌキに!?」
紫と藍の形がだんだんとタヌキとキツネの形に変わっていったのです!
紫「ああもう我慢できない!もう食べちゃいましょうよ!」
藍「紫様、もうちょっと待った方が美味しく食べられると思いますよ。」
橙(どうしよう・・・このままじゃ食べられちゃう!こうなったら私のスペルカードで藍しゃま達に化けたキツネ達を・・・)
橙は障子をバッと開けた!
橙「きっキツネ共!私のスペルカードで相手になってやる!」
藍「橙!起きてたのか!?」
紫「藍、早くしないとうどん冷めちゃうよ?それにしてもこのタヌキうどん、美味しいわねぇ」
橙「えっ?」
藍はキツネうどん、紫はタヌキうどんを食べていた。
藍「あちゃー。二人分しかなかったから橙に内緒で食べてたんだけど・・・バレちゃったか!」
橙「ぐすっ」
藍「橙!?どうした!?」
橙「うわ~ん!藍しゃま~!怖かったよ~!!」
藍「ちぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!!」
完